夫婦でずっとベトナム暮らし

アラフィフ夫婦のホーチミン移住ほんわか日記。

テト休暇へ(Ho筆)

Xin Chào,Việt Nam
こんにちは、ベトナム!

新型肺炎、コロナウイルスの感染者がベトナムでも見つかった。
世界的脅威が広がるなか、東南アジアでは旧正月の休暇。
各国へ旅行へ向かう人も多い。
私たちもそう。。。。

旧正月ですっかり静かなホーチミン。
祝祭日が少ないベトナムにとって、旧正月は唯一の長期休暇。
1年の疲れを取り除く、リセットする絶好のチャンスはここしかない、くらい
重要なのです。
どう過ごすか、今までの振り返りより、これからの1年をより充実、
パワーアップしたいな〜と欲張りな我々は、ちょっとバカンスへ。

フーコックへ

ホーチミンから飛行機で1時間。
とっても気軽なリゾート地、フーコック島へ。

Đào Phú Quốc!
カンボジア沖合のタイランド湾に浮かぶ、ベトナム領の島。
バイクで3日もあれば1周できるほどの大きさ。
海に囲まれながら、山、丘があって自然豊かな島でリゾート開発され
観光地化の場所も。西洋人のリゾート地としても人気のよう。


とにかく空気がいい!!!!! 
ホーチミンとは別天地!! 
やっぱりホーチミンは埃っぽいんだなとつくづく。

daisy resort プール

今回は、海側ではないホテルにてのんびり過ごします。
ホテルのプールがそこそこ大きく、ゆったり!

年配客が多め。
ビーチよりもプール派ですね。
プールをでっかい銭湯のようにつかり、トークを楽しむ人たち。
ゆっクリビールを片手に読書する人たち。
プールではしゃぐってわけでもなく大人のリゾートです。

sirowainn pool

我々も読書したり、スマホニュース見たり(ゲームしたり)
そしてスーパーで買い込んだ白ワインをぐびぐびしたり。

プールの水温がちょうどよくって、陽が沈んだ夜に入っても温かい。
うん、お風呂感覚だな〜〜〜。

日焼けしやすい私Hoは、日焼け対策したのにもかかわらず黒ピカ。
夫のSeiは軽い火傷みたいに、胸、お腹が真っ赤っかに火照っており、
脇腹、背中は白いまま(黄肌ですな)。
本人、クリームパンみたいだね、と笑っております。

プールで過ごしたら、美味しいご飯を探しにバイクでGo!
ホテルがメイン通りから少し中に入っているため、そして繁華街も結構
広範囲に渡るためバイクが便利。

バイクで

美味しいもののためならば、バイクで30分、1時間かけても移動します!

私は初めてのフーコックですが、夫Seiは2度目。
前回チェックのレストラン目掛けて走ります。
気になった脇道にも外れたりして、アスファルトが敷かれる前のだだっ広い
道路を突っ走る気持ちよさったら!!
トコトコバイクで、ホーチミンと違って交通渋滞もありません。
テトだからかな? 
とにかくいいお店がないか、キョロキョロ走って流れる風景も御馳走、前菜です。

そうして気になるレストランへ〜〜〜

IMG_0368

チキンにココナッツクリームを絡めたり、
鯵のグリル焼きにアマチリソースが。
魚料理が美味しい!!


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ベトナム旧正月・新年を迎えて(Ho筆)

今年の旧正月、元日は1月25日。
ベトナム・ビンズオンの友人のお宅にて迎えました。

大晦日は深夜の12時すぎに参拝。
ベトナムに来て無事過ごせていることの感謝、引き続き、家族の健康、
商売繁盛などもお願いして帰宅。
二人お子さんがいるので、子供部屋の一方に宿泊させてもらいました。

朝起きると・・・となりの子供部屋では姉妹が並んで爆睡中。

テトの子供達爆睡

可愛いなぁ。おじさんとおばさんに快くベットを貸してくれて感謝。

さぁ〜〜て朝になりまして、
昨夜、お腹いっぱいのご飯がまだ残ったまま朝を迎えました。
でもご飯が目の前に・・・

豚出汁のブンをめいっぱい器によそおうとするもんだから
慌てて止めて、少なく! 少なく!とするのですが・・・
結局、この量です。

テト朝ごはん

豚肉片と支那竹たっぷり、さらに上からパクチー、どっさり。
うわぁ〜と思いつつ、平らげていました。
あっさり薄味のスープが体に優しい。

朝食を終えたところで・・・なんと三女のトアンさんから


トアンサンからお年玉

みんなにお年玉。
続々と、長女、次女からもいただき・・・・
お年玉を配る文化ということで、我々も準備していたけれど・・・
まさか、みなさんからいただくことになるとは。
来年は、バッチリ準備していきます!!

配る時に、あけましておめでとうございます+コメントを加えながら
お年玉を渡す儀式は、日本と同じ。
気持ちが引き締まり、いいですね。

お年玉

ベトナムのポチ袋は、赤い袋に金色の文字が基本です。
ベトナム語だったり、中国語で書かれた新年の文字。
最近は、子供達ようにキャラクターものも出てきました。

渡すお金の中身は、一つ一つは気持ちです。
日本みたいにびっくりするような、親達がちょっと負担になるような
金額ではありませんが、とにかく大勢、みんなに配ります。
全体でいえば、お年玉用にお金を準備しておかなくてはならない。
ここでケチっちゃいけないから、
きちんと配れるよう今年1年頑張ろーってなりますな。

この後、ベトナム人一家は新年のご挨拶に親戚周りへ。
ちゃんとおめかしするのがベトナム人。
2020年用に、長女が妹、子供達のために新調したオーダーアオザイを
お披露目! あまりに可愛いものだから、勢揃いで記念撮影!!

2020テト トアンサン女性達撮影

上着は薄いピンク地に赤い小花でチュニックほどの長さで
正式なアオザイよりも短めの裾丈。
パンツは国旗と同じ赤い生地で、こちらも短め。
カジュアルなアオザイですが、既製品でなくそれぞれのサイズにフィットして
きちんとした作り。
大人の女性はノースリーブ、子供達は半袖のデザイン。
艶やかで、華やかで、ぱぁ〜〜〜と明るくなる新年にふさわしい装い。
すごくいい!! 感動したなぁ〜。

日本も昔はお正月になると着物姿をよく見かけました。
初参りの参道で、初釜のお茶会でなど。
お正月の風景でしたが、今は無くなりつつあり・・・
ベトナムでは、新年には服装を新調し、アオザイ姿をあちこちで見かけます。

お出かけ前には、姪っ子達のために、お姉さん(若いおばさん)たちが
髪型を整えてあげます。
椅子に座らせ、長い緑の黒髪を掬い、編み込んでまとめます。

2020テト朝

ぺちゃくちゃお喋りしながら、手を動かす。
女性達が得意なやつ。
私も参加させてもらい・・・お正月気分をお裾分けもらい。

2020テト 記念撮影

 一緒に親戚の家にいきましょう〜〜〜と強く誘われたのですが
 我々は、ホーチミンへ帰宅。

 最後は記念撮影を、おばあちゃんも一緒に。
 みんな、明るい服で新年を迎えると言うの我々と言ったら・・・ラフだし
 いただいた高菜の漬物を掴んでるし・・・・。

 来年のテトは、ベトナム色強めな感じで行こうかな。




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テトを迎える大晦日の暮らし(Ho筆)

ホーチミンからバイクで1時間20分程のお友達の家へご挨拶。(続き)

食事の準備

夜の7時過ぎ、子供達もお手伝いして大晦日の食事の準備。
どこからともなく、大皿料理がどんどん出てきます。

夫Seiに聴いていたけれども・・・とにかく量がいっぱいあって
みんなよく食べるという。
覚悟して行ったんですが・・・

大晦日のご馳走

で〜〜〜〜〜ん、実は他にも、いっぱいあるんです。
野菜もたっくさん!!!

揚げ春巻きを、生野菜たっぷり&ライスシートに包んで頬張り!
蒸した鶏肉を骨ごとしゃぶりつき!
豚肉、鶏肉の煮凝りみたいなのや、ゴーヤーに挽肉を挟んで煮込んだものや
野菜の含め煮、もち米を味付けして炊いたもの・・・・
そして正月に欠かせないバインチュも!(もち米料理)

IMG_0267

北部出身のご家族なので、バインチュは正方形。
もち米の中には、緑豆を潰した餡と豚肉が入っています。
(お赤飯の中に惣菜が入ってる感じかな?)

これを1個でも食べたら、もうお腹いっぱい!!
美味しいんだけど、とっても美味しいんだけど・・・フゥゥゥ。

箸休めでお漬物をと高菜漬けも食べろ、食べろとグイグイおすすめ。
高菜のお漬物は大好きで、酸っぱさとシャキシャキ感と、家ごとに
唐辛子の辛みがあって、ご飯との相性抜群!

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お姉さんに、高菜漬け大好き!と言ったら・・・持ってけ持ってけ!と
冷蔵庫から出した高菜漬けをお裾分けしてくれる。
そんなつもりで言ったわけじゃないのに・・・夫婦揃って瓶詰めしてくれ。
有り難いったらありゃしない。感謝していただきます!


これでいったん落ち着くかと思いきや、ベトナムの人たちは、
野菜、肉をもっともっと食べて食べてと進めてきます。
お酒もね!

途中、となりの家の人や近所の人も入れ替わり立ち替わり食べて飲んで〜。
大勢であーだーこーだお喋りしながら、賑やかな大晦日です。

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小さい頃の大晦日といえば・・・私の実家は本家ではなかったので
両親と姉の4人で鍋料理(なぜか大晦日は鋤焼きと決まってまして)。

父親がすき焼きの鍋に、牛脂をべっとり回し付けてお肉を焼きます。
じゅうじゅう肉が暴れて焼けていくのを美味しそう〜〜〜と見守り・・・
(内心はここで食べたいなぁ〜と思ってた)
すき焼きタレを流し込むと、暴れていた肉が寝静まり、タレの布団に気持ちよさそうに
揺られているところに、白菜の掛け布団、白滝の枕などを放り込まれる。
それがゆらゆら一体化したあたりで、食べていいよ〜のサインが出る。

猫舌なので、すぐに食べられず・・・
小皿に生卵を割ってほぐし、そこに肉を絡めながらすすって、
ご飯を後追いで口へ放り込む。
煮詰まってきてからの固くなったお肉、味が染み渡った野菜。
大晦日の味である。

これでお腹いっぱいなのに、数時間後に、年越しそばをいただく。


どこの国も大晦日はお腹いっぱい食べていい日なんだ。

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新年があけたら、車に乗せてもらい新年の参拝へ。

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地元の人たちで賑わう初詣へ!

お線香を手にして煙を浴びてお参り。
寺院の出口では、宝くじ=富くじが売ってたり

富くじ

一緒にお参りに行った近所のお兄さんに、富くじを買っていただきました。
当たるといいな!

絶賛、ベトナムの年末を堪能中。





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テト(旧正月)がやって来る!(Ho筆)

2020年1月24日 ベトナム大晦日。

年に数回の静かなホーチミン。
我が団地も正面入口にはお正月の挨拶と国旗が飾られた。

団地テト国旗

駐輪場のバイクも空き空きで、みんな帰ったんだな〜と。
団地でテトを迎える同じ階のお宅には日本でいう
しめ縄、門松飾りに相当するものが
簡単だけど準備されていた。

テト玄関


私たち夫婦はどう過ごすかというと、これからお世話になったご自宅へ
ご挨拶にいく。
ベトナムに来て、本当によくしてくれる家族がいて・・・
最初は3人姉妹の末っ子のトアンさんと知り合いになり、
その後家族ぐるみのおつきあいに。
ベトナム語はほぼ分からないのだけれども、顔を見せると喜んでくれる。
飲めや食べれや〜〜〜の大騒ぎで、年下だというのに、面倒見の温かい
親戚のおばちゃん度200%の人たち。本当に頭が下がる。

バイクで1時間20分ほどのビンズオンへ出発。


今日は【届ける楽しさ】の記録

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 夫Seiの運転するバイクに乗って、素敵な家族へのドライブ。
 今年の締め括り、新年を迎える時間をベトナムの家族と過ごす。 

    ジャック・ジョンソンの『better together』でも聴きながら。

  https://www.youtube.com/watch?v=KSntFujR6Yw 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

年末感が街中に漂っていた。
普段は渋滞だらけの道路がス〜〜〜イスイ。
道路沿いのお店もシャッターがしまっていることも多く
でも前のスペースを利用して臨時のお店が出ている。

テト大晦日の街並み

国旗、玄関に飾る花、そして・・・お歳暮もね。

一度買ってみたかった、運んでみたかった。
ご挨拶する家族には、小学生の女の子が二人いる。

お父さんは強いお酒が大好きです。
(日本酒だと度数が足りない・・・と言うw)

と言うことで、ビスケット缶、クッキー、チョコレート、
飴にチーズにベトナムの強いお酒がセットになった籠盛りをチョイス!

お菓子詰め合わせ

ずっしり重く、高さも70センチくらいあって・・・
持つと前が見えないくらい。
そびえ立つお歳暮! 一度持ってみたかった!!
やっぱり重い、嵩張る!!
さて、どうやってこれを運ぶかというと・・・

テトお菓子購入はこぶ

ベトナム式の運送方法は、後ろの人がとにかく抱えて持つ!!
あとは、ドライバーの足元に積むかである。

道中は舗装されているもののスピード出しすぎぬよう人工的凸凹道あり
跳ねる私は後ろで捕まるのが精一杯なので・・・
ここは夫Seiにお任せ。

お菓子詰め合わせはこび

足元をほぼ占領された状態で運転スタート!!
ベトナム式贈り物を運ぶ体験の喜び。


**********************************

プレゼントはもらう喜びもあるけど、選ぶ、贈る時のワクワクもある。
私が初めてプレゼントらしきものを思いついたのは小学校4年生の時。

母親の誕生日を当日ふと、思い出したのだ。
なんか、あげなくちゃ!!
急に何かしたい、あげたい、喜ばせたいと言う気持ちが沸いた。
しかもモノとしてのちゃんと形に残るものとして。
ただ所詮、小学4年生・・・我が家にやお小遣い制度がなく、
欲しい時にお金をもらう、というルールだった。
だから持ち合わせのお金も無いのだ。

でもお年玉だけは違った。自分で持っていた。

夕方、小学校の横にあるスーパー”ママショップ”の文房具店へ。
いつもは50円くらいの消しゴムをどれにしようか睨めっこして
姉と作戦会議して、姉はこっち、私はこっちを買うね〜と
違うデザイン、香りを楽しんでいた。
(結局、使うのはそれぞれなんだけど)

その文房具屋さんの奥にはガラス張りのショーケーススペースがあって
ちょっと高級なボールペン、万年筆、シャープペンシルが並んでいた。

私はガラスケースの中をずっと眺めて、あれ、いいなぁぁ〜〜〜と
銀色ベースで、青い花柄のシャープペンシルをジィッと見つめていた。
プラスチックじゃないところが高級=大人のイメージで、値段は700円。
当時の私にとっては破格である。

今思えば、なぜシャープペンシルか分からない。
母親がしょっちゅうシャープを使っていたかというと、そうでもない。
でもなんか大人の女性で母親が使ってくれたらかっこいいんじゃないか、
そして、渡した時に感激してくれるのではないかと言う妄想だけである。

とにかく母に何かを贈りたかった。誕生日プレゼントとして。
そしてリボンを付けてもらい紙バックに入れてもらった。
自転車の前かごに入れたシャープペンシルはカタカタ揺れながら自宅へ。


どんなタイミングで渡して、母親のリアクションがどうだったかは全然覚えてない。
多分私のことだから、恥ずかしくて、甘えることなく、説明することなく、
はい、あげる! で渡したのだろう。
母親もリアクションが大きいタイプじゃないので、あらありがとう、でもなんで?
くらいだったかも・・・・

でもいまだに、ワクワクしながらシャープペンシルを選び、
自転車に乗ったことは忘れない。
届けるまでの時間の喜び、これからもちょくちょく味わいたい。


**********************************

そしてビンズオンのベトナム人一家のお家へ!!
詰め合わせセットは2階にある祭壇の真ん中に飾られた。

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階下のリビングでは、家の主人が大きな折りたたみ式円卓を出してきてオープン!
次から次へと山盛りの大皿料理が、デン!デン!デン!デン!!!!!
大晦日の食卓が待ち構えていた。




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ベトナムで初オーダー(Ho筆)

Xin Chào,Việt Nam!
こんにちは、ベトナム!

今日のホーチミンは32℃、湿度42%。
暑いけど日陰は爽やか、ひなたで日差しを浴びると・・・
汗かくね。

さぁ、本日2020年1月24日がベトナムの大晦日。
昼から、夜から、いいえ朝から飲み会モードあります。
カラオケで歌う人たち、います。
近所のカフェ、フォー屋さんもお休みです。
いつもの賑やかな街が静かに眠っていきます、でも夢の中では
大騒ぎな感じ。
初めての旧正月、年末年始をベトナムで迎えます。
なんかワクワクします。


そんな高揚感を持ったのはいつだったかというと・・・
【初オーダー】の記録。

ベトナムでオーダーといえば、やっぱりベトナムっぽい民族衣装、
アオザイとか、シルク・ベトナムドレスの裁縫とか思っちゃうもの。


マリリンモンローオーダードレス

はい、ベトナム中心のオーダー店では、演出が上手で・・・
風でワンピースの裾が美しい円形で開きます。

店の前を通るたびについつい見ちゃう。
この日はマリリン・モンローが着たドレスのような柔らかいホワイトドレス。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
 
 映画「紳士は金髪がお好き」(1953年)より
 『A Little Girl From Little Rock』
  https://www.youtube.com/watch?v=b4AfqbA9cwQ
 
 映画ではアオザイじゃないけど、真っ赤なスパンコールの
 ロングドレスを纏っているモンロー。
 体にフィットして切れ込みもセクシーだけれど
 健康的で元気溌剌な感じがいい!!

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

で、初めてのオーダーは、アオザイではなかった。
いつか作りたいとは思うのだけど、まだ勇気がない。

あと5kg痩せてから・・・とか言い訳をしている。

最初はアオザイはちょっとな〜と思っていたけれど、
ホーチミンの街を歩いていると、ラフに来ているベトナム人がいて
(マッサージとか、観光の呼び込み用ではなく)
柄、色を自由に合わせているのを見るといいな〜と思い始めた。

背が低くても、ぽっちゃりしてても、それなりに着こなせそうだ。
痩せて、背が高くて、若い方が似合っていると思い込んでいたのだが
おばちゃんが、おばちゃんなりにアオザイをきれいに着るというのも
味わい深い。
日本の着物と同じだね。

でもアオザイは当分先にして、今日はベトナム風味の生地、
いいな!テキスタイルに出合えたので、布バッグをこしらえてみた。


初ベトナムオーダーバッグ


たくさんの生地を扱い、シャツやアオザイを作ってくれる
日系のオーダー屋さんを見つけたのだ。

ベトナム風味のテキスタイルがたくさんあり脳内アドレナリン噴出。
お店としては、シャツやアオザイを作るのがメインなんだが・・・
私はちょうどいいサイズの布バッグが欲しくて。

パソコンを入れて歩くのにちょうどいいサイズがない。

ベトナムではバイクに乗ることも多いので(後ろ席ね)
ヒョイと肩にかけても邪魔にならない、でも小さ過ぎず、
そこそこ容量があるやつ、そして私好みの色、柄、デザイン。

こうなったらオーダーするしかないのである。

ベトナムで初めてオーダーしたのがカバン、しかも布バッグとは
なぬ! な感じだけど・・・お店の縫製、仕上がり、値段などを見るには
これくらいがちょうどいい。


生地は無地、柄、シルク、綿素材と色々あった。
ベトナムらしい柄で、そこそこ大胆な大きさのデザイン。
色は青系がいいな〜と思っていたところ選んだのが、ロータス柄にも見える?
レース素材の生地。

白地に青で植物模様が散りばめてある。
スケルトンは中身が見えて便利なんだけど・・・見え過ぎはちょっとってことで
内側に無地の生地を合わせる。

ロータスブルー内側

大好きなロータスブルーです。
嬉しい、嬉しい、テンションあがる!!

まち部分も4センチほどにして、ノートパソコン、コードを入れて
ちょうどいい感じ。

肩からの長さも、低い身長に合わせて調整。

ベトナムオーダーバッグ

ちょこっと買い物に、カフェに重宝!!
注文して1週間で作ってくれたけど、値段がちょっと高かった。

本当は生地だけ買ってローカルのお店で縫ってもらったら
かなり格安だったかと。
ただ生地だけ購入はなかなか交渉がいる雰囲気だったので。

個人的には、ベトナムのテキスタイル探しだな・・・と。

ベトナム初めて物語(布バッグ編)はそれなりに得るものがあったので
暮らしていく中で、もっともっとお得なものを見つけて行こう!!



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溢れる赤と黄(金)(Ho筆)

Xin Chào, Việt Nam!
こんにちは、ベトナム!

昼下がりのホーチミンは、34℃を超え、
湿度38%で清々しいのですが・・・
いやはや日差しが暑くなり
あぁぁ〜〜〜夏が来るなぁ〜とじわじわ来ています。

でも気分はお正月。
店頭には新年を迎える詰め合わせパックが並びます。
お歳暮みたいなものですね。

お菓子パック


これはお菓子屋さん詰め合わせパック。

下のは果物屋さんのテト籠盛りパック。

果物パック


とにかく上へ上へと詰め込み、縦長に。
しかも中身がわかるように透明ラッピングにリボン、
大袈裟にするのがベトナム流です。


ベトナムの旧正月が決まるのは、毎年10月過ぎのよう。
年が明けてカレンダーを見ても祝日印は無い。
今年も政府の決定を受け、報道されたのが10月10日過ぎで、
12月23日〜29日までの7連休となりました。

つまり、本日1月23日は、日本で言う12月29日(30日)の気分。
大晦日は、明日、1月24日。
元日は、1月25日です。

ということで、今日は【2020年・旧正月に向けて】の記録。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 曲はですね〜〜〜
 昨年、ベトナムに来て年末にラジオで、デパートでガンガン繰り返し
 かかっていたのが、アバの「HAPPY NEW YEAR」

  https://www.youtube.com/watch?v=3Uo0JAUWijM

 日本のクリスマス時期にかかる山下達郎の「クリスマスイブ」と並ぶ
 いやそれ以上のヘビーローテーションぶり。お腹一杯です。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

ベトナムカラーは国旗に象徴されるように、赤と黄色!
新年を迎える準備で旗があちこちに飾られます。

IMG_0166

マンション、一戸建ての玄関にヒラヒラと翻る国旗。
かつて日本も祝日は国旗を飾ったなぁ〜。
今はなくなったけど、お正月は車に小さな旗を飾って走ってたなぁ〜と回顧。

ベトナムは旧正月はここぞとばかりに、赤と黄(金)で溢れます。
お歳暮だけじゃ、ありません。

お花を飾る風習があるベトナムでは、ホーチミンは赤、黄色の花、
植木が飾られます。

この時期になると植木を運ぶオートバイの多いことったら。

植木赤箱び

赤くそめられたネコヤナギ?のような植物に、黄色のお札がいっぱい
下げられた植木や・・・

植木菊運び

こちらは生の黄菊の植木。
日本のように菊を1本、2本と愛でるわけではありません。
柱のように盛り盛り菊が植っています。
黄色い菊の菊柱。
家の両脇、門松のように飾ります。

街中が花で華やぐ、自然と浮かれ気分に。

正月文字

めでたい文字を飾るようで、文字をその場で書いてくれるお店も
臨時に出店。

書道家さんでしょうか。
赤字の台紙に筆を動かし、達筆な文字を。
金色文字です。


絵とネズミ

干支のオブジェが公園や街の中心に飾られます。
今年は金色のネズミがど〜〜んと。
周りは赤と黄色のお花が彩に。
ベトナム人の人たちは嬉しそうに写真撮影。

学校も今日で終わり。
テトに向けて実家に里帰りする交通渋滞が始まっているよう。

我々が住む団地も人が少なくなり、し〜〜〜〜ん。
バイク、車も普段の8分の1?くらい。
旧正月に弾ける前の静けさのように思えるのだ。






移住生活ランキング 野本瑞穂

怒涛の出張・一時帰国(Ho筆)

Xin Chào,Việt Nam!

ずっと疲れていた、そしてベトナムのお正月が目前・・・
風邪もこれ以上悪くならないように気を引き締め、
仕事もあるけど、記録は記録として。



1年に何度か、仕事のため東京へ行く。
昨年は4回。

2020年最初は松ノ内が開けぬ8日の深夜便にて離陸。
成田には朝の9時には到着できる予定だった。
そうすれば、お昼の打ち合わせに合流できて、色々と計画がスムーズに
行くつもりだった。
でもやっぱり予定なんだよね。
今回はベトジェット にしたのだけど、やっぱねー遅れるのだ。
ベトナムの航空会社は平気で遅れる。
4つ星獲得しただの、サービスはいいだの、ベトナムで評価高いのだの
言っているけど本気にしちゃーいけない。
現実は、オペレーションが苦手な国なのだ。
(まだまだ伸び代があるのですなw)

夫の見送り

忙しいところ夫Seiが見送りに来てくれる。
私の未だにに馴れない搭乗のドギマギを見守ってくれる&カバーも。

行ってらっしゃいと、笑顔で見守ってくれるのはいつも嬉しくあるのだけれど
もしかして永遠の別れになるのかもしれない、とマイナス妄想大爆発が得意な私、
出国の見送りはどうしても胸に迫るのものがある、沁みるのである。

駅、空港で人々の別れのシーンはよくあるものだけど、やっぱね〜なんだか
辛いのさ。

テトの装飾が始まりケバケバしい中でお迎えなら気分も上がるのだけれど
逆だもの、胸の奥深くはビシャビシャ防波堤越え間際。

とはいえ、東京での仕事は山積みなので、切り替えるしかないのだ。。。

今日は【2020仕事始め・東京風景】の記録

荷物成田

冬なのに荷物少なめ、バックパッカー時代を彷彿させる最小限の服装で準備。
最近はリュックで日本観光する外国人もすっかり減り、
私の紫バックパックはいつの時代? 時代錯誤感満載のエアポケット状態。
ひょいっと手に取りバス乗り場へ。さぁ渋谷へ!!

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 今日はこんな曲を流しながら・・・
 John Lennon(Elton John)で
 『Whatever Gets You Thru The Night」
     (放題:真夜中を突っ走れ)1974年リリース

 https://www.youtube.com/watch?v=vjWebKavfuI 

 ポップロックで自由な感じで闇を突き抜け仕事〜〜〜
 でも待ってる人がいるのだよね。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

予想以上に東京は暖かった。
1月中旬、昔で言う成人式前後は雪が降っていたのだけれど
今年は暖冬、いや暖冬と言うのだそうだ。
だいだんとう・・・耳慣れないって言うだけじゃなさそうな
何ともしまりのない気象用語だ。

荷物少なめで寒かったら現地調達しようと思って
ヒートテック5枚と薄手のセーターを持ち込み勝負をかけたら
当たりだった!


ラジオセンターからの眺め

渋谷朝6時だと言うのに、見た目は枯れ木に乾いた気候っぽく寒そうだが
風がないし、日射しもポカポカまではいかないけど、じわじわ暖かい。

こうなれば一気に仕事モード。
綱渡り的にあっちこっちの会議に顔を出し、挨拶し、
wifiカフェでガシガシ原稿をうち、台本作り・・・・
また打ち合わせ、打ち合わせ、打ち合わせ。

東京とベトナム、無料電話でいつでも打ち合わせはできるものの
やっぱり顔を付き合わせて、
表情、間合い、張り詰めた、緩めな空気を感じることは大切だ。

そして夜になれば繰り出すし・・・

浜屋出た後

いつものメンバーで、いつものお店。
東京人はシックな装い、無難な装い(←洗練された社会はこうなる)です。

ベトナムは、おしゃれの鮮度もまだまだ低いので・・・
無地、トータル地味にシックにコーディネートされたものを目にすると
あぁ東京だなーと感じる。

IMG_8636

ホーチミンにもおしゃれな人もいっぱいいるけど
ざっくり言うと、明るい日差しに合わせてか
明るい色、柄物を合わせる人が多い。
柄on柄・・・・目がびっくりする組み合わせ。

でもベトナムの人たちは気にしない。
特別な日は、気合入れておしゃれするけど普段着のおしゃれ気遣いはまだまだ。


話は戻って、東京では夜も仕事しながら打ち合わせもしつつ、
大きな仕事が無事に終われば・・・早速、飲み会に突入。
これは昼から飲んじゃうベトナムおじさんたちと同じw。

メガハイボール

でもハイボールの炭酸が強い!
ジョッキはメガ!!
一人がメガジョッキを頼むと、みんなメガジョッキになる、
メガジョッキは伝染する法則がわかった夜。

集まれば飲んで、また仕事のことを話して・・・
日本人は本当に頑張り屋さんだ。
でも発散するのはお酒、飲み会でパワー還元しちゃうと、
本当に疲れは拭い切れないのではないのだろうか。

ある程度の年齢になると、健康についての話も多くなり、
働き方改革が叫ばれているのだから、そりゃー下請け会社は大変だけど
自分の働き方も変えていかないと心をやられます。
まだまだ働き盛りだと思っていても、どこかで切り替え、せねばと内心
心配になる。

日本の動きを知るには、街をガシガシ歩いてキョロキョロすることで
自分の体に日本の匂いが溜まっていくのがわかる。

今回は新しくできたパルコにも、ゆっくり見られなかったけれど
ザザザ〜〜〜と歩いてみた。
こう言う感じか・・・・
まだ2020年のトーキョーにしっくりしてない印象だった。
エッジがイマイチ効いてない、、、私の感度が鈍っているのかもしれないが。
また今度、歩いてみたらどう感じるのだろうか、楽しみだ。

そして書店巡りも大切。
一押し棚をずらずらずら〜〜〜と見てみる。

興味のある本をチェック。

渋谷本屋棚


アマゾンチェック、Kindle購入ではわからない、紙の質感を確かめる。
興味のある本はいっぱいあったけど、たくさんは購入できないので厳選して。

仕事用を含め10冊近く持ち帰った本。
書店では、個人的に読みたい!!
これだけは絶対に欲しいと・・・・

2020日本購入本

岸本佐知子さんと、柴田元幸さん責任編集のmonkeyは大切に持ち帰った。
そしてワクワクしながら読んでいる。
1ページ1ページ、ちゃっちゃと捲ってしまうと勿体ないのだ。
行間にこぼれた作者の独り言を妄想するかのように楽しい読書。


東京・渋谷の風景は本当に変わってしまった。
オリンピックの気配はまだ、あまり感じなかったけれど・・・

確実に、オリンピックが来る〜〜〜のだな〜〜〜
西高東低の気圧配置がもっともっと緩んだ頃、モンスーンと共に来るのだな。

今は、まだトルコ、いやインドあたりか・・・でもあっという間のことでしょうよ。



立体ハチ公

渋谷の待ち合わせスポット、ハチ公の彫像は健在だったが・・・
新しくできた東急プラザには3D-hachi公がおりましたよ。
スクランブル交差点に鎮座してました。

あちゃ〜〜〜デジタル・ハチ公。。。
何ともこれが未来トーキョーか。

怒涛の仕事をビッチリやって、帰国。
ベトジェット エアーは安定の遅延。
2時間半はしんどかった・・・・・・・・。
ベトナムの航空会社、もっと頑張っておくんなまし!!たのんます。

ホーチミン夕方の渋滞に巻き込まれ、空港から自宅まで20分で行けるところ
1時間以上かかって我が家へ。

夫Seiからの粋な図らいに・・・玄関のお迎えは
ナマケモノのポールとサパゴリラのお花ちゃん。

おかえりお出迎え

夫のメッセージもありまして・・・・へへへ。

さぁベトナム・ホーチミン、テトがやってくる〜〜〜!!




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パーソナルスペースについて(Ho筆)

Xin Chào,Việt Nam!
こんにちは、ベトナム!

明日の夜中に日本で仕事のため一時帰国。
爆弾寒波らしいのだが、
ホーチミンは19時で29℃、湿度65%もある。
今日はちょっと動くと汗だらだら〜〜〜。

今東京は、5℃だって。
イメージがわかなすぎて・・・困っている。
冬服詰めようにも、ヒートテックさえあればなんとかなるのでは?と
ぼんやりさんである。困ったもんだ。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 曲は、ブルーハーツ で「英雄にあこがれて」
 https://www.youtube.com/watch?v=Za--U6E4WfI

 
 昨日、日本のラジオでかかっていた。フルで! 
 今のヘンテコな空気へのメッセージが感じられて感動ものであった。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


今日は【距離感について】の記録。

ふとベトナム人との会話をしていて、見ていて感じているのは
ものすごくパーソナルスペースがないこと。
とにかく近いのである。

隣にいるのに、すぐ近くで話す人が多い。
夫のSeiも会社のスタッフとのトークで唾がかかるほどだよ(笑)なんて言う。
白熱してって言うより、そう言う距離感なのである。

日本人は、とかくパーソナルスペースを気にする。
私も仕事を日本でやっていた時はそうだった。
エレベーター、車内、エスカレーター、混み合っていれば別だけど
自分の周りに半分、いや人一人分は空間を確保した(したい)。

人と話す場合でも、適度の距離が欲しい。
あまり近いと、それだけでストレス、圧を感じてしまう。


ところが・・・ベトナムは、そんなこと言ってられないのだ。
とにかく近い。

何故なんだろう、どうしてなんだろう? 考えてみたところ、
やっぱりこれかな〜〜〜

近いよね

小さい頃からのバイク文化が関係あるのではないだろうか。

日本の場合、バイクに乗る=彼女か彼女になる前の・・・
甘い恋愛関係の状態ですよ。

不良少年が、彼女にヘルメットを渡し”乗れよ!” 
”しっかりつかまりな!きゅん!❤️”
遠慮がちに座る女性の手を掴んで腰に捕まらせ走らせ、ブーン!!

例えが古いのですが、そう言うこと。


でもベトナムの場合、バイクは移動手段。
下手すりゃ、移動しながらの家族団欒にも見える。
家族や恋愛関係にあると距離はぴったり、当たり前ですが・・・

バイクタクシーでも、距離が近いんですよ。
ま、少し距離を開ける人もいますが、物理的に無理。
落ちない程度に開けるくらい。

みんな抵抗ないんだな、小さい頃から当たり前にバイクに乗ってるから。
だから話す時も距離が近いんじゃないかな・・・・と。


まだ観察中だが、ベトナム人のパーソナルスペースの無さにびっくりしながら
悪くないなあ、とも思っている。





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家にはポストがありませんが・・・(Ho筆)

Xin Chào,Việt Nam!
こんにちは、ベトナム!

今朝も薄い掛け布団に包まって起床。
ちょっと蒸し暑い感じあるけど・・・
お昼のホーチミンは34℃、湿度41% 雲が多いので
日差しは強くないのだけれど、こういう時こと日焼けする。

しまった日焼け止めなしで市場へ。
豚肉が欲しくて、早い時間の新鮮な肉をゲットするため慌ててた。
ベトナム語でみんなに話しかけられたのは・・・
脱・日本人感、日焼け、すっぴん!だからかな。

さて今日は【エアメール:届く?届かない?】の記録。


花吉年賀状0105


つい先日、遥々海をこえて日本から1枚の年賀ハガキが届きました。
た、た、た、たのきんトリオ から!

もとい、日本の友達から送られたメッセージカードですが、
世代ですからねぇ〜〜〜〜思わず、懐かしい〜〜〜と。

そして、遠い日本から、えっちらおっちらやってきて
我が家に届いたことが、ただただ嬉しい。だってここはベトナムだから・・・


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 実は トシちゃん派でして〜〜〜 
 今年の紅白もしかしたら出る?って思ってたけど・・・残念。
 じゃ、おすすめは
 田原俊彦 で「チャールストンにはまだ早い」 

    https://www.youtube.com/watch?v=csmWiuOaZ3I


 この曲が踊れるジャズ、チャールストン要素満載ながら、
 ちょっと切ないメロデイ展開へ。
 トシちゃんの甘い声と、間奏の軽やかなダンス、ステップのとこが最高。
 エンタメとして、曲としても優れてる。
 確か、紅白でも歌っていた記憶がある。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


我が家にはポストがない。
我が家というか、ベトナムのローカル団地にはない、って言った方が正しいのかな。
そういえば近所の一戸建てにもポストはない。中身を盗まれちゃんからかな。
それくらい泥棒、犯罪のあるってこと。

だから玄関扉が二重扉で、施錠は厳重。でっかい錠前で閉められる。

玄関扉

じゃ、郵便物はどうすんのかっていうと・・・・

風通しよく格子状になっている隙間から、ポトンと入れて落とすのだ。
ポストカード、封筒、チラシなどは投げ入れるってこと。

玄関を開けて入ると、下にピラ〜〜〜っと紙が落ちていて、酔っ払って
気づかなかったり、踏んづけたり・・・後から、あちゃちゃ〜ってこともある。

郵便屋さんによっては、
呼び鈴を押す、四角い窓にねじ曲げて、挟んであることもある。
ただ廊下は風が強く吹くので、飛んでいってしまうことがあるため、中に
投げ入れる人が多い。


先ほどの、たのきんトリオからの年賀状が届いたのを嬉しく思ったのではなく
よくちゃんと届いたな〜〜〜と感心したのである。
手元にきたのが、結構奇跡!
ちょっとした賭けでもあるから。


2年前ほど、夫Seiが単身でベトナムで仕事中、折りを見てメッセージを送った。
当時はホテル滞在。
ちゃんとホテルだったら届くだろうと・・・。
甘かった・・・届かない。

結構可愛いクリスマスカードだったのにな。
気持ち込めたメッセージだったのにな。

それ以降は、カメラのデザインや文面を撮影しておくことにした。

そもそもベトナム語がわからなかった頃の私が書いたベトナム語もヘンテコだったろう。
アルファベットも英語風で、声調記号もうまく打ってない。
今となっては、記号の位置で意味も名前を変わってくるのがベトナム語。
これを理解しているから注意深く書くことができる。
でも、日本人からしたら英語表記が頭に入っているので、
ベトナム語を書くことなど日常生活にはないので、そもそも無理なのだ。

日本の友達の表記を見たら、わかりやすい文字で、表記も合っていた。
すばらしい!!

ベトナム語をきちんと書いてくれた友人、
そして届けてくれたベトナムの郵便屋さんに感謝。


以前にも、日本のラジオ局から封筒が届いたことがあった。
ラジオ大好きで、好きな番組にリスナーで投稿したところ採用。
ストリーミングで楽しんで、読まれたな〜〜〜と思って満足していたら
番組ステッカーがちゃんと届いた。

たまむすびステッカー

おぉぉぉぉぉ〜〜〜スタッフさん、頑張った!
嬉しいなぁ。

封筒tbsから

届かないのが当たり前だと思っているので、
ステッカーがもらえなくてもへっちゃら。
でも嬉しいものよ。


もともと小さい頃からラジオリスナーで、こっちにきてからも色々聴いてる。
投稿も時々。
ベトナム語も耳から〜と思って、ベトナムのラジオ局も聴いてる。
ちっともわからないけどね。


それにしても手紙やカードは嬉しいものだ。
メールはすぐ届くし、便利だけど、やっぱり紙の質感、手書きの文字は
書いた人の表情、どんなところで、どんな服きて、どんな格好で、どんなペンで・・・
書いたのなかぁ〜をあれこれ想像するから。


そして我々夫婦も、バリ島・ウブドからハガキを送っている。
5日経ったけど・・・・まだ届かないな。
ドキドキ、ワクワク。
あれ、今回は失敗か?!

ま、気長に待とう。




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バリ島の張り猫・掌くらいがちょうどいい(Ho筆)

Xin Chào,Việt Nam!
こんにちは、ベトナム!

ホーチミンおやつ時間の現在は33℃、湿度43%
心地いい風がバルコニーから入ってきます。
まもなくサツマイモが蒸しあがる時間、小さなサツマイモを3つ
琺瑯鍋に入れて水をコップ1杯加えたら、
30分ほど焼き蒸すと、甘い香りが立ち上がります。

今日は
【お土産の記録:ちょうどいいサイズ】について。

バリネコまえ

バリ島・ウブドにて小さな猫に出会いました。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
 夫Seiが今日から出社。気分一新、仕事始めで早めに出社。

 DadaDの「Go Around」を聴きながら。
 https://www.youtube.com/watch?v=0xDYpi-uM7w

 透き通るKateの声が始まりにふさわしいなぁ。元気でる!

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
 

一昨日、仕事の現場に顔を出したSeiがお土産をもらった。
本来ならお休み中のところ、一緒に現場に足を運んでくれた
スタッフのTさんから。

まだ小さなお子さんを連れて旅をしたのだそう。
ベトナム人スタッフは休みとなると、旅行に出かける人も多い。
友達と家族と、時間があればよく実家に戻るのことも。

そんなスタッフの人たちが気を遣って何かしらお土産をくれる。
私たちからしたら、そんなことしないでたっぷり楽しんで! と
言いたいところだけど、なんだかんだ考えてくれるのだ。

Tさんから夫妻からもらったのは、これ。

タムさんお土産パスポートカバー

なんだろう、、、財布かな? ブックカバーかな?と思いきや
これはもしかして???とパスポートにはめてみると、ぴったり!!

私たちが旅行好きということを知っていて、しかも名前入りで!!!
嬉しいなぁ〜〜〜。

ベトナムでは普段の生活ながら、レジデンスカードと、パスポートは基本常備。
ちょくちょく日本に戻る私も、なんだかんだで10年パスポートは疲れてきた表情に。
本当に欲しかったのよ、ちょうど、ちょうどのタイミング!!
パスポートカバーを早速使わせてもらう、ありがとう。
二人で選んでくれたのかと思うと頭が下がります。


二人で選んだといえば、私たち夫婦もバリ土産をいくつか。
雑貨を増やしたくないと”ドライブが最大の雑貨廻りさ〜”などと、名言を吐いてくれた
我が夫Seiですが・・・

ちょっと立ち寄ったファッション雑貨屋さんで、これいいね・・・と。
私もウンウン、可愛いね。
うちの窓際の置物と合うんじゃないの・・・と。
IMG_9975

可愛いバリ柄(日本の和柄にも見える)の張子玩具。
なで肩が愛くるしい。

表も・・・
バリネコまえ

おすまし表情がなかなかいいじゃないですか。
あとサイズがなんと言っても掌におさまる小ささ。
これなら荷物にもならないし、重くない。

そして、家に居る、Seiが持ってきた親のバリ猫となんとなく合うような。
表情といい、サイズといい、色味といい・・・

IMG_9976

お、いい感じ。

最近、バリ島のお土産アイテムは色味がくっきり、はっきりしてきたね、と
二人で語っていた。
パステル、はっきりした色、時には蛍光色がアクセントにもなって。
なんかギラギラしている感じ。こういう置物はいらないね。。。


昔ながらの、バリの自然をモチーフにした型押しデザイン、アースカラーの
地味な色合いは受けないみたいで。
これも時代ですね。
猫の表情もクールというより、表情が豊かなものも多い。

なんとなく置物、雑貨は買うのはよそうか、と思っていた中
強調しすぎず、でもほっこりおさまるくらいのものが現れた。
猫とウサギ、どっちにしようか迷いつつ、購入。


サツマイモも、掌サイズが好き。
5口くらいでモシャモシャ食べ終われる。

サツマイモ

水くれ〜牛乳くれ〜にならない。
唾液とのバランスがちょうどいい分量。


すっぽり、しっくりいく
掌サイズっていうのは安心感があるのだよ。






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底から見える揺らぎの世界 (Ho筆)

Xin Chào,Việt Nam!
こんにちはベトナム!

ホーチミンの夕方は気温30℃、湿度52%。
わお〜気持ちい!!
朝からアクティブに動こうと、ヨガ&プール!
年末年始の暴飲暴食をちょっと反省しているわけで・・・

2020年、ネズミ年スタート。
常夏の場所にいて年末年始を30℃あたりで過ごしているので
干支感は全くないのですが・・・

2020年の初泳ぎはバリ島・ウブドのホテルで。

スコールでも、間もなく晴れるだろうと思っていたら土砂降り
だんだん酷くなり、部屋に戻るきっかけを失っていた。


ピタマハバリ島プール瑞


大粒の雨の中でも温度は高いので寒くない。
プールの中は生暖かくてむしろ心地いい。
水面を叩く大粒の雨をプールの底から見上て見たり、魚の気分で泳いで見た。
水面に顔を出せば濡れネズミだが。

雨に叩かれて落ちた ジュプンバリの花を拾ってミニブーケに。


さて今日は
【小学校水泳部の選抜選手:素直になれなかったあの時】の記録

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

  Jason Mraz の 「93Million Miles」を聴きながら
     https://www.youtube.com/watch?v=bcQwIxRcaYs

 ジェイソン・ムラーズの弾き語りと真っ直ぐ柔らかな歌声。
 太陽の日差しを浴びたプールサイドがまさに気持ちい〜
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


物心ついた時から泳ぐのは好きだった。
愛知県出身で、自宅から車で30分も走れば三河湾に出る。
1時間半も走れば
♪名も知らぬ 遠き島より 流れよる 椰子の実ひとつ〜
島崎藤村の歌詞で有名な国民歌「椰子の実」誕生の場所。

夏は家族で、友達と泳ぎ、水面を見ると落ち着くことから
一人でも海にふらりと行った。

私は海でも川でも泳いだ世代ではなかろうか。
もちろんプールもあった、小学校ではプール掃除もやったし
市内の水泳大会に出場するため選抜選手にも選ばれた。

田舎だったんで、まだスイミングスクールに通う児童も少なく
父親譲りの運動神経の良さで、我流ながら泳ぎを覚えたのも早く
水遊びがとにかく大好きで、泳ぐのも速かった。
(100人程度の小さな小学校なのでね)

夕立でプールの時間が中止になると、つまんないな〜と鉛筆を鼻に挟んで
プールの方を見ていて怒られたっけ。


そんなこんなだから、ホテルのプール選びはじっくりと。
インフィニティプールってのが最近は人気だけど私が好きなのは・・・

そこそこの幅と、そこそこの深さ。

ピタマハバリ島プール


外国人の方々がサングラスをしてプールサイドで読書&カクテルで
ゆったり過ごすことは憧れで、最近になってようやくできるようになった。
うん、今年は3冊ほど本を読めた。

ただ外せないのが水中メガネをして本格的なスイム。
外国人のように顔を出しながらスイ〜スイ〜というのは苦手で
バシャバシャ泳いでしまう。
どう考えても、元を取りたい、っていう、貧乏性剥き出し。。。
それなりに観光客の方に迷惑をかけないよう、バタ足は水面にキックの泡を
上品に立てるようにしているんだけどね。


今日はベトナム・ホーチミンで初泳ぎ。
好きなホテルのプールは小さいけれど、キレイ!深さもいい!!

タオディエン プール潜水

潜水はギリギリノーブレスで泳ぎ切れるのだ。
タイルに揺らめく太陽光線が美しく、顎を引きながらずっと底を見ていられる。

潜水がいいのは耳がパタンと塞がって個人になりきれるところ。
余計な音もしない、自分の呼吸とあぶくのみ。
底から見上げる摩訶不思議な風景もいい。
ちょっと歪んで美しく写る世界。

小学生の頃も潜水が大好きで、学校一のカッパ(平泳ぎの名選手)君と競争をした。
25mを軽々ノーブレスで泳げるカッパ君は、普段は女性と目を合わせて話すことが
できないくらい人見知り。
でも水に入ると人が変わった機敏な動きをするのだ。
床に潜る時、大きな背中が鯨みたいに曲がって下に沈んでいくのだ。
おおおおおぉぉぉ〜かっこいいなぁと。

プールの底を滑るように泳ぐカッパ君を尊敬の眼差しで見て、
なんでそんなに泳げるの?とどうしたら早く泳げるの? と真剣に聞いたけど・・・
”さぁね〜”と呆気ない答えしか返ってこなくて、ちっくしょーーー。
悔しいから何とか真似しようと潜水競争したけど、ぐんぐん差は広がるばかり。
本物のカッパだな、あれは、きっと水かきがあるよ・・・と友達と内緒話をした。

カッパ君も私も、市内の水泳大会に出場する選抜選手に抜擢された。
でも、がむしゃらに頑張れない、もう一息のところで手を抜いてしまう性格は
その時から宿っていました。全身全霊で頑張れない・・・・
水泳部の山田先生に”俺についてきたら、3位以内に入賞させる!”と言われたけれど
魂を捧げるほど頑張るのが怖くて・・・気持ちが萎えたのか、私は途中で外耳炎になり退部。

カッパ君は山田先生にビシビシしごかれて、3位に入賞してた。
素直についていくって大切ね。
自分のひねくれ具合は小さな頃から芽が生えていたらしい、どうしようもないな。

相変わらず人見知りが激しくて、体育館の壇上で賞状とメダルを受け取っても
なんか俯き加減で挙動不審。
やっぱりカッパ君は水の中が心地いいんだな。

タオディエン プール誠

夫のSeiもホーチミンで初泳ぎ。
豪快な平泳ぎ、水に乗るのが楽しそう〜〜〜。






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花言葉は内気な乙女・・・(HO筆)


Xin Chào,Việt Nam!
こんばんは、ベトナム!
8時過ぎの気温は27℃、湿度70%。
過ごしやすいホーチミンで荷解気を終え、週明けの通常モードに備える。

今日は
【ジュプンバリ:花の気持ちに気づく時】の記録。

バリ島女性民族衣装

  バリ島のウブドで目を引く伝統衣装。
  自然、幾何学模様をモチーフにした長いスカートと無地のブラウス。
  ウエストラインの紐との組み合わせが多彩に選べて個性が出せる。
  
  そして髪に花飾りをすることも。
  プルメリア=ジュプンバリはバリではよく見かける花。
  クチナシのよりもこってり甘い香りは、30年前のデンパサール空港で
  鼻腔を抜けた。これと魚が混ざったのが初海外、バリ島の香りの記憶。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
    さて、昨夜から届いた嫌なニュース。
    ゴーン海外出国よりぶっとんだ、
    世界を暗くさせる大型軍事事件に危惧。
    こんな時こそ、軽快な音楽をって思うんだけど気持ちが
    引っ張られちゃうのはこっち。

    ttps://www.youtube.com/watch?v=uR6IYdUbx0k 
    松田聖子「瑠璃色の地球」聴きながら・・・  
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

バリ島・ウブドの写真を整理。
たくさんシャッターを切っていたのが花の写真。

ホテルについたら、ウエルカムドリンクとともにテーブルには花が飾られてる。
ハイビスカスとジュプンバリ(プルメリア)。

ハイビスカスとプルメリア


部屋に入る前のテーブル、中のテーブル、ベッドにも。
当たり前のサービスだけど心から嬉しい。

バリ島ではお花は日々のお祈りにも使われる。

石像にお参り花

 石像にお供えとともに。
 ホテルの至る所に石像はあるのだけれど、一つ一つ丁寧に置かれる。
 ちゃんと係の人がいて、お盆にお祈りセットを載せて歩き回り設置。
 お店の入り口、バイクの上、車の運転席にもある。
 花のある暮らしが普通。ベトナムで神棚に飾るのと一緒。
 とてもいい習慣、我が家の暮らしにももっともっと採用、真似ていこう。


 バリでは、木々から落ちた花もお祈りや髪飾りに使う。
 男性も女性も花を愛でる文化がある。

 石像と花2

 清掃員は落ちた花をきれいなものを選んで石像の手に置いたり、
 耳飾りにしたり。
 ごくごく当たり前に置くのだよ。
 なんて可愛いんだ!! 
 こんなのを目にしていたら腹を立てるという行為を忘れそう。
 癒されている、今、私は写真だけでも本当に癒されている。
 (癒すという言葉を安易に使いたくはないのだけれど、今日は解除)


 石像と花

 カフェの入り口でこんなおとぼけ花石像にであったら
 思わず見入る。
 花の命は最後の最後まで大切にされる。

 
 幼い頃、母親が華道を習っていて先生の家について行った。
 活ける器と剣山を前に、花をどの向きに、どのように配置しようか
 ウンウン悩ませている母親の横で、避けられた花にパチンパチンと
 鋏を入れて切り刻んでいた自分。
 
 切ることで無心になっていて、花の気持ちなんて考えっこない。
 そんな私に気づいて母は”かわいそうなことして〜”と寂しい顔をした。
 初めて残酷な事してるなーと気まずさを感じた生花の思い出。

 それ以来ってわけじゃ無いけど、花を捨てるのがちょっと苦手。

 大きな花器にいけて、水を変えてできるだけ長持ちさせて、
 弱ってきたら、茎を短く切って、水が上がるように励まして、
 それでも弱ってきたら、花の根元でカット。

 平たいお皿に水を張って花を浮かべる。
 これが最後の供養みたいなもの。

 バリ島の花の扱いを見ていて、なんか似てるかも・・・って。

 ゴミ

 ホテルの掃除をする清掃員の籠をチラ見。
 ジュプンバリがこっちを見てる気がした。 


プールアイテム

 プールサイドで拾ったジュプンバリ。
 サイドテーブルに一輪あるだけで華やぐ。
 その後、部屋に持ち帰り。

 部屋でホテルが用意してくれるお出かけバッグのデザイン、
 ハイビスカスに比べ小柄で控えめな花。
 でも甘い強い香りで存在感を示してる。

 クラスに居る女性たちの中で、派手さはなく、
 特別には目立たないんだけど
 実は男子にモテてる女性って感じ。。。
 こんな例え、迷惑か。



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2020年 解放するのだ!(Ho筆)

Xin Chào,Việt Nam!
こんばんは、ベトナム!

昨日の夕方、バリ島からベトナムへ。
静かな年末年始から一転、賑やか(活気があって雑音いっぱい)な現実へ
戻ってきた。

一応、日本では三箇日はゆったり過ごしていたので今日もバリ島モードで。
荷解きをしながら、ゆったり振り返る。

今日は
【バリ島・ウブド トレッキング:自然に包まれ解放するのだ】の記録
ホテルから近いところにトレッキングコースがあり、バリの国立公園になっていて
気軽に行けるらしいから、ちょっくら行くことに。

ウブド20200101トレッキング入口

たっぷり自然を満喫するコースは3時間くらいあるらしく・・・
へなちょことアラフォー夫婦にはハーフにしようと、夫seiがアレンジ。

ホテルのスタッフに頼んでコースを聴き、いざ、出発!

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 2020年のスタートは、愛に溢れた1年にしたいってことで軽快なナンバー
 Michael Jackson Justin Timberlaleで「Love never felt so good」を聴きながら

  https://www.youtube.com/watch?v=oG08ukJPtR8 

   優しいマイケルの声とパーカッションのリズミカルさ、音色が
  すっごく好きで体が揺れる〜ずっと聴いてられる♪
  ジャスティンの才能にも脱帽です。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


この日は、朝ご飯を食べたらプールで一泳ぎしようか、と思ったいたところ。
朝食をモグモグしていた先に、人が歩く姿があり・・・
あの散歩コース行きたいなぁ〜と、プールをやめてトレッキングコースへ。

あんまりハードなのは勘弁って思っていたら、そのコースは極めて初心者にも
優しいもので、ビーチサンダルで歩いている人もいるほど。

我々は、一応、ちゃんとした格好で臨んでみた。
トレッキングコース最初は、道も広くなだらかで、青々としげる緑の樹々に
よろしくお願いします〜的な気持ちで分け入っていく。

トレッキングへ

歌でも詠んでみようかと、プチ山頭火気分ながらも浮かばない。
分け入っても分け入っても・・・

トレッキングコースは入り口はたくさんのカフェ、コテージがあり
観光客を受け入れてくれる。

元日の朝、a happy new year~の挨拶とともにギター少年たちは
ギターをポロロン、ポロロン。

昨夜から寝ていないかもね。
アコギを二人で爪弾きながら、元日を歌うのはなかなか微笑しいったら。

トレッキング途中のギター少年

トレッキングコースというものの、すっかり整備されて・・・
あら?このままかしら???と思っていたところ奥へいくほどに緑が深くなって行った。


トレッキングコース


整備されているものの両脇は獣道が幾重にもあり、
河の流れがステレオで響く。
谷を挟んで、泊まっているホテルが見える。

トレッキング眺め

いくつもの宿泊施設があって、風情がいい。
今度は谷底のポツンと一軒家に泊まりたいものだ・・・と
二人で話しながら峠に差し掛かる。

そこには・・・
トイレ貸します! の看板とともに、渓谷に向かって大きなブランコが
設置してあった。

一歩先の冒険を楽しむ派の夫Seiが敏感に反応。
トイレと、ブランコ一人!とスタッフにオーダ〜。

48歳のおじさんを、ブランコで漕ぐのか〜〜〜〜ときっと思っていたスタッフ。
でもそこはプロですよ。

安全ベルトを閉めたら、夫に渓谷ブランコの漕ぎ方を伝授!

渓谷ブランコ

いざ、谷に向かって全力で漕ぎ出してくれるのです。
天へ放つごとし。

最初は面白そう、やってみよう!!と興味津々の夫でしたがいざ、
スタッフが全力でブランコに勢いをつけると・・・ヒェ〜〜〜と。

渓谷ブランコ2

そりゃそうだ、谷底に向かってですからね。
ハイジの天空ブランコと同じですよ。

見た目は気持ちよさそうだけど、いざやってみたら、そりゃーもう
尻込み状態。でもスタッフはどんどん加速。
両手をもっと広げろだの、写真撮影するから右を見ろ、左を見ろだの
注文つけて盛り上げてくれる。
なかなかのプロフェッショナルさ。

私はカメラマン担当といいながら、なぜかブランコ漕いでる気分で怖くて
引き画像しか撮影できてなく・・・・・
ブランコ漕ぎのスタッフが、カメラを取り上げ、スローモーション撮影をしてくれる。
なんてプロフェッショナルな機敏な対応!
ベトナム人には出来ないのだけれど・・・

バリ島・ウブドの観光客をもてなす仕事ぶりに心底感動。
最初は、お仕事ですから〜的なクールな装いから、いざブランコを漕ぎ出すとなったら
全力で男二人がぶるんぶるん揺さぶる。
笑顔を振りまき、楽しんでる。

ブランコを降りた夫は、楽しかった〜けど怖かった〜といいながら
すっきりした表情。新しい体験をするのは清々しいのだね。
私もちょっとやってみた・・・いやいいや。






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地図には確かに道はあった・・・大晦日バイク旅の続き(Ho筆)

Xin Chào,Việt Nam!
こんばんは、ベトナム!

年末年始は30年ぶりのバリ島・ウブドへ。
私は2回目、夫のSeiは5回目のバリを若い時とは違った感覚で楽しんでいる。

2019年の大晦日は、バリ島にて新たな思い出を二人で更新することになった。

日没ウブドバイク旅

今日は【迷子の記憶:地図が読めないのではなく・・・】を記録しておく。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 曲は「Que Sera,Sera(Whatever Will Be,Will Be)」
  「ケセラセラ」 ドリス・ディで有名なんですけれども
 Sly and the Family Stone バラードバージョンを
聴きながら〜〜〜

     https://www.youtube.com/watch?v=q_mIFXZ5ykM

 この緩いアレンジがのんびり、まったり、リラックス気分に合うようで。
  決して投げやりで”なるように、なるさ〜”ってヤケクソ気味じゃなくて、
  明るい甘い〜前向きな感じがいいのですよ。
   

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

さて、大晦日のウブドで雨上がりのおやつ時にバイク旅を決行した
アラフィフ夫婦。
目的地は絶景があるコーヒー園 Bali Pulina Plantation。

https://balipulina.com/


バリはベトナム同様、カカオ 生産ができる地域でバリコーヒーも名産品。
夫のSeiが一度来たことがあって、とても良くてまた行きたい!
ぜひ一緒に行きたいってことで、ホテルから40分ほどGoogleマップを頼りに出かける。

自転車じゃとても無理! っちゅうくらいの滑り台みたいな起伏のある
森の中の坂道をスリリングに何度も駆け抜ける。
マイナスイオンを全身に浴びまくり。
これはたまりませんね〜と風景にうっとり、カメラを構え、
後ろで呑気に乗っていたらナビゲート失格、間違えてばかり。
(wifiがつながりにくくで現在地が分からなかったのだ!と言い訳しつつ)
そんな時も夫Seiは怒らない。沿道にバイクを止めて自分で地図を確認。
もう真っ直ぐ着くあたりで携帯を渡してくれるのだ。
偉いなぁ〜私だったら機嫌悪くなるけどな。
奇特な夫に感謝・感謝・感謝だ、ホイ!。

コーヒー園もそれはそれは楽しい、美味しいところで、

バリコーヒー飲み比べ

それはまたベトナムコーヒーと
くらべながら話をするとして。。。。


ここではホテルでの帰り道でのこと。
そこにはもっとスリリングな展開が待っており。

えっと、せっかくだから近くに良さげなカフェがあるから
(Google マップのお店で評価が高く)行こう!!
そこへの道がかなりディープウブドでして・・・

ウブドの道はGoogle マップにあることはあるが・・・
ちょっと目を離すと小道、脇道に入ってしまう。
なんか違うかもと気づいた頃には結構走っている。
ただその道は、辿っていけば、結果的に最終地点のカフェへ通じていた。

つまり、地図上では Go!

我々アラフィフ夫婦は引き帰ることはしなかった。前へ前へと突き進む。
ベトナム・ホーチミンのバイクの荒波を運転している夫、
地図もちゃんと読める夫を信じ、ウブドの道を楽しもうと!

完全にウブド・ハイ!状態。
きれいに舗装された道から、
やがてブロックが敷かれた道路になり、大丈夫かな?

うん、平気だろう、この先だよ・・・
でもブロックの幅が4枚から、3枚・・・・2枚・・・・・そして
1枚じゃ!!! 

ウブド迷子細道

何度見ても確かに、Googleマップの道はこれであっている。
でも想像と違う!
舗装道路じゃない。

田んぼの中の畦道も確かに道なんだが・・・
まさかバイクは通らないでしょ・・・と思ったら通るのです!
この15センチほどの畦道をバイクが交差も、行き来をする。

前方からバイクが・・・おっとマジか・・・・
地元の人は畦道のちょっと広いところで待っててくれて
私たちのバイクを優先してくれる。ありがたい。


でも、このまま突き進んでいいのか?

私は内心、戻って今回のカフェは諦めようよ・・・と。
だって左側10センチずれれば崖ですよ。
(3メートル、いや5メートルの落差はあった)
右側はさほど深くはないかもしれませんが、結構な水量の小川ですよ。

呑気に田園風景、わぁ〜い、わぁぁ〜〜い、なんて行ってましたが
カメラをバッグにしまい、夫Seiの肩をガチガチに握り、崖側に倒れないよう
重心は右側に置いて・・・

夫のSeiは後ろの妻がビビリなのをわかっているので、
スピードは抑えつつも、不安定ながらハンドルを硬く握り、落ちないよう、
落ちないよう頑張って走っていく。。。
(こういう時は二人ともリラックスするべきなんだろうが・・・)

元来旅のアクシデントを楽しむ夫ですが、さすがにちょっと不安が募ったらしく
畦道の途中に合った家から出てきたバリ・ウブドのおじさんに確認。



ウブド迷子助っ人

おぎやはぎの矢作さんに似ているおじさんは、伝統衣装に身を包みながら
明るい声で「そのカフェはこの道真っ直ぐで着くよ〜〜〜。」
あと20分くらいかな〜〜〜
でもゆっくり、ゆっくり進んでね〜〜〜」と笑顔で優しく答えてくれた。

地獄の中の天使に出会った感じ。

夫Seiは、この道で合ってる!! 
俄然、前進あるのみで進むスイッチON!
ハンドルを小刻みに揺らし安定をはかりながら。

私は荷台で20分も????って思ったけれど・・・
難所を超え、1枚のブロックが2枚、3枚と広がっていった。

夫は面白いね〜〜〜最高だね〜〜〜を連発。
ウブド田園畦道を楽しんでいたのですが、私は変な汗をぐったりかいていた。

でもその先には・・・・

日没ウブドバイク旅


田園の中にポツン、ポツン、ポツポツ、ポツンとカフェが点在。
スーッと汗が引いていき、目の前の光景を見つめる。
身体に転写。

夕陽が落ちていく様を強い日差しを浴びながら見てたら
鶏は鳴くわ、鷺やツバメは飛び回るわ・・・
ご来光か、怪我無く来られた感謝します・・・と手を合わせたくなるわ。



ポツンとレストランウブド

藁葺き屋根の大きなカフェは、天井が高く壁、窓もない360度解放された空間。
周りは田んぼしかないのだけれど、飽きない風景。

田園風景を一望に見渡せる特等席は欧米人の観光客で独占されていたけれど、
部屋の中でも充分。
それにしても欧米人のガイドブックには紹介されているのだろうか。
こんな奥深いカフェに欧米人の客しかいない。


この日は大晦日で夕暮れ過ぎに着いたので30分ほどしかいられなかったけれど
たどり着いた安堵感とウブドの懐の深さに感動じわじわ。

年相応の旅をしようと思いながら、
ほんの少しの冒険を加えることで(無謀じゃないやつ)世界が広がる。
私を覆ってた薄皮がピチっと弾けたような気がしたよ。




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旅先での譲り合い(Ho筆)

Xin Chào,Việt Nam!
こんにちは、ベトナム!

そしてインドネシア・バリ島・ウブド、こんにちは〜。
年末年始を過ごしているウブド、こんなにも自然音に囲まれて
身体が喜んでいるぞ。感謝しかない。
(夫のSeiは5時間ほどホテルで仕事してたけど)


さて今日は
【30年ぶりのバリ島・大晦日の夫婦バイク旅】の記録。

ウブドバイク旅スタート


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 ポール・ウェラー御大が若手アーティストと組んで
 セッションする番組が公開されていて、格好いんだこれが!
 聴きながら〜〜〜

   https://www.youtube.com/watch?v=JQN8DU_8VDM 

 若手から刺激を受けつつ真剣勝負する姿。こうありたい!!

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

大晦日のバリ島・ウブドはたぶん通常営業。
お店が閉まっている店もあるけれど、観光客相手の島、がら〜んとしている
ことはなく。親しみの笑顔で動いている。すごいことだ。

この日は、夫のSeiが部屋で仕事をカタカタ(遠隔操作だから〜と言いつつ、
がっつり仕事のようで・・・)

夫の邪魔をしないようにと、私、午前中ヨガレッスンがあったので志願したら
まさかのマンツーマンでがっつり体を伸ばし満喫!
朝食もモリモリ食べて! 深さ1.9mのプールに行ったら、これまた独占、
潜水泳ぎを何往復もしヘロヘロになりながらプールサイドで読書。
ナオミ・オルダーマンの「Power」を読了。物凄いスケール感だった!!


で雨季のインドネシアです、青空から曇天。
雨がポツポツと降ってきた。
ただ・・・バリ島の雨はベトナムと違って優しい雨。
一瞬で濡れ鼠になるホーチミンの雨をいつも浴びているので、物足りないというか
ベトナム人の穏やかさ、優しさに勝手に共通点を見出してしまう。
今日は1日、ホテルでゆっくりしようか〜〜〜と思っていたところ止んできた。

仕事も整理できたSeiの中のウズウズ虫が動き出したらしい
「ちょっとバイクで走ろうか?」
ウブドの深部へGo!


マイナスイオンだらけの村を起伏のある坂道をオートバイで。
ベトナムと違って運転マナーがいいインドネシアの人々。
その分、スピードも出すけれどここは夫Seiの運転を信じて。 
私は後ろに乗って街道途中の景色を楽しむのだ。

興味深かったのは木彫り職人、アートギャラリーショップが結構ある。
家具、扉、ちょこまかした雑貨も・・・あら素敵〜〜〜
ちょっとみたいな〜〜〜と思ったのだがバイクは加速。
なぜだ、なぜなのだ・・・・

察したな、我が夫。
雑貨好きな私ですからね、
これ以上モノが増えたらたまらん!!!

ハンドルを握る夫は・・・
「ドライブこそ最大の雑貨なり」
と諭したのであった。
2019年終わりにして、説得力ある名言だったよ。

そんなんいらないでしょう〜と頭ごなしに文句を言うのではなく
やんわり視点をずらしながらも論点はずらさない。
はい、そのテクニック、私も取得したいです。
いつも仕事でうまくいかないとキレ気味についなってしまい・・・
なんなら壁打ちで力一杯球を打ち放って、顔面にくらっていた私。
はい、本日は素直に受け入れよう。

ウブドは北に上がるほど、ローカルに行けば行くほど
ますます好きになっていった。

ウブドバイク旅

夕方になると、伝統舞踊の準備に行くのか家々から
バリの民族衣装に着替えた人たちが出て来る。
心から笑ってる光景は最高だな。

さぁ、夫婦で恒例の1年振り返りニュース。
今年も色々あったけど無事にこうして旅行に来られて
ホント何回も言う、感謝しかない。






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休息・30年ぶりのBaliへ(Ho筆)

Xin Chào,Việt Nam!
こんにちは、ベトナム!

昨日から年末年始の旅へ出た。
ベトナムではまだ仕事は普通にあるのだけれど、
夫Seiの務める日系企業は日本のカレンダーに合わせて年末年始の休暇がある。
現場の仕事は続いているので遠隔でチェックしながら、仕事は続けるけれど
体は休息。私も東京都の仕事はひとまず終了!!

ということで今日は
【30年ぶりのバリ・ウブドの記録:新しい旅で人生の上書きをする?!】について。

バリへ20191230

行き先は、インドネシア、バリ島・ウブド。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

  バリの伝統音楽といえば、ガムランですが・・・
  優しい竹の音色が大好きなので。

  竹の木琴のような打楽器と笛による演奏を聴きながら・・・ 

  https://www.youtube.com/watch?v=YJ8ohyPHW7A

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


ベトナムから飛行機で4時間。
直行便が出始め、人気の場所にもなっていようだ。
ベトナム在住で嬉しいのは、そこそこの飛行時間で気軽に海外へ出られること。
シンガポール、香港、上海、台湾、ラオス、タイ・・・
日本の国内旅行感覚だ。


今年1年頑張ったら、バリへ行こうと決めていた。
お互い結婚前からバリ島に行ったことがあり、思い出がある場所。
私にとっては30年ぶり!!

前日準備からワクワクしながら、スーツケースに荷詰め。
ホテルライフとのんびり過ごす予定なので荷物も少なめだ。
服のコーディネートに楽しく迷う。
リゾートだからふんわりワンピースを着たい、でも歩き回るならリラックスパンツも、
ヨガもできるからヨガウエアも・・・・。
ベトナム同様、バリも暑い。
雨季なので温度が下がるかな、と長袖も入れなくちゃ。
お互い旅にはそこそこ慣れているので荷物は少なめで完了。
必要だったら現地調達が基本なので。


さぁ、問題はベトナム空港でチェックインカウンター。
ベトナムはオペレーション業務が得意ではないので・・・
やはり出国手続きは大行列。
年末年始を海外で過ごすベトナム人、外国人が押し寄せ大渋滞。
でも担当ベトナム人は焦らず、気負わず、気遣わず、、、見事なマイペースぶりに
夫のSeiとやっぱりベトナムは早めに準備、もっともっと余裕もって来ようねと再確認。

予定よりも30分遅れで離陸。
バリのデンパサール空港には12時25分に到着した。
何より驚いたのは・・・・整備された空港!

デンパサール空港


確か30年前は、雑然としていて、大きな市場みたいだった気がする。
飛行機から降り立つと、むっとした湿度と魚と凝縮した花の香りがしたのを覚えている。

初めての海外旅行がバリ島だった私にとって、別の国に来た実感は香りからだった。
そして、車とバイクと人の声、初めてみた、鳴き声に怯えたヤモリ。
なぜか凸凹した角ばったイントネーションに聞こえたインドネシア語。


今回も飛行機を降りたら、どんな香りか注目していた。
でもまず驚いたのは、国際空港として整備されていることだった。
タラップを降りることなく、直接、空港に乗り入れした乗客に
常夏インドネシアの香りは漂ってこなかった。
ちょっと寂しい。。。
でも、国が発展するというのはそういうことなのだろう。
高い天井、広いロビー、オブジェもお国柄が出ている。

バリ島空港サンタ

旧正月を迎えるまでかな? ここもベトナム同様、12月25日が過ぎても
クリスマス飾りはそのまま。インドネシア人サンタさんがお出迎え。



では入国手続きのオペレーションはどうかというと・・・
ベトナム同様、長い行列、大渋滞。
でもベトナムと違ったのは、入国係の人の微笑み&会話。
ベトナムでは決して笑ってはならぬがルールなのかニコリとしない入国係に
いつも緊張感しかないのだけれど、インドネシア・バリ島は真逆だった。
何日バリにいるの? 楽しんで〜〜と緊張感がほぐれ毛穴から嬉汗が出るほど、驚いた。
さらに、こんなことをすることになったのかーーーと思ったのが指紋採取。
一人一人、両方の人差し指を機械にギュッと押し付けて指紋を取るのだ。
ヘェ〜世界中でこういうシステムになるのかな・・・と。

朝5時に起きて、空港での出入国に時間をかけ、さらにホテル移動にタクシーで1時間半。
ようやくウブドへ・・・
大樹、色とりどりの緑と花、鳥、犬、猫、リス・・・大自然に囲まれたホテルに到着。

ピタマハ103玄関

コテージタイプで、これからのんびり過ごす部屋。
ベトナム・ホーチミンではバイク音、人々が話す大きな声、カラオケの音だけど
ここは鳥のさえずり、鶏の鳴き声、穏やかに挨拶をするホテルのスタッフ。
柔らかなイントネーション。
30年前とは違う、うねりのあるインドネシア語飲み。

ベトナム生活が1年を超え、わからないなりにも、衰えつつある耳にも
海外の言葉の壁が低くなってきたようだ。

それにしてもバリ島の人は、話し方が柔らかい。
ベトナムはやはり声調がいかに大切か、よくわかる。
正確な声調を伝えるには大きな声で伝えるしかないのだ。
したがって英語もそうなる。
私には尖った英語のように聴こえるのだ。


バリの人たちの英語も癖はあるんだろうけど、頑張って聴き取れる。
(全部完璧じゃないけど)
ホテルスタッフだから洗練された教育がされているのかもしれないが・・・
ベトナム・ホーチミンよりも柔らかさを感じるなぁ。

ピタマハ103

コテージの玄関から部屋に入るまで、心地よいテーブルと椅子があり
横になるソファーもある。
朝日を浴びながら、ぼんやり30年前を考える。

大学生で始めての海外旅行。
若さ、体力に溢れアクティブに体験したくてウズウズしてたあの頃。
調子に乗ってレンタル自転車であてもなく走った。
スマホもなく、Google マップもなく、ただひたすらに道をいく。
勘だけでペダルを漕いだ。

起伏のあるいくつもの上り坂に息を切らして立ち漕ぎ!し
汗を冷やすように降り坂を遠慮がちにでも日本では口にできない嬉声をあげて下った。
若いエネルギーの開放だ。
疲れ果て、田園の真ん中で出会ったアイスクリーム屋さんで食べた
ココナッツアイスクリームの美味しさ、安さに驚いた。


案の定、調子に乗り過ぎて自転車で迷子になった時、
助けてくれたバリの男性。白いコットン素材の上下で繊維関係の仕事をしていると言っていた。
30代後半くらいで、髭を蓄えた、物静かでおしゃれな大人の男性だった。
ココナツジュースを奢ってくれたけど、生温くて、青臭くて、口に合わなかった。

あの時は言葉もわからず・・・・うまく伝えられず。。。
察してくれた男性が大丈夫と(たぶん言ったんだと思う)ココナツを引き取った
寂しそうな表情が胸痛かった。

ごめんなさいね、嘘でもいいから美味しそうにすれば良かったのかも・・・・
食いしん坊なのに、こんな時に正直になるなんて・・・
でも、やっぱり飲めなかった。若かったなあ。

ピタマハ石像

今回のインドネシアでは(私の勝手な思い込みかもしれないが)
バリ人の優しさへの恩返しかもしれない。

夫Seiはバリには4回目。
ウブドにも格別の思いがあるらしい・・・。

毎年恒例、今年の5大ニュースをお互い発表しあいながら
バリの思い出を話すことになるのだろう。

それぞれの人生があり、今共に過ごすことになった二人。
これまでのこと、これからのことを大いに話していく時間を大切にしよう。





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研ぐ女・調理道具2019(Ho筆)

Chào buổi sáng,Việt Nam!
おはよう、ベトナム!

ホーチミンの9時過ぎは26℃、湿度76%。
今日も空が白く煙っている。
やっぱり肌寒くて薄い掛け布団にミノムシ状態で起きた。
年に数回くらいしかない涼しい感覚が懐かしい記憶で蘇ってくる。

外に目をやると雲はなく青が30%くらい、ほぼ水色てか灰色の空。
でも晴れている。空気が悪いんだな、ここは。
日本の冬のカラっとした澄んだ青空が脳裏に浮かぶ。鼻の奥がツンとする。

今年もあと3日。
ベトナムに来て、ちっとも年末感がなく、直接仕事で顔を合わせることもないので
あれほど頻繁に使っていた「良いお年を〜〜」を口にしていない。
なんか寂しさも感じるけど、ここはベトナムだから仕方ない。
テト(旧正月)の準備も少し先なのでいつもと同じ。

離れているからこそ、年末の挨拶「良いお年を〜〜」っていいなと感じる。
タクシーの運転手、買い物先の店員さん、コンビニのお兄ちゃん、大晦日参拝の人たち・・・
日本人が分け隔てなく挨拶できる唯一の言葉だと思う。


さて今日は
【ベトナム調理道具2019の記録:研ぐ女になりました】

まな板と研ぎ

大切な包丁。
日本ではいつも研ぎ屋さんに出していたけれど・・・ベトナムじゃ
まだ開拓できていない。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

    YMOアルバム『GBM』から「CUE」を聴きながら
 ビートとリズムが心地いい。掃除や料理に最適だ。

   しかも高橋幸宏さんの声は優れた楽器だと思う。
          https://www.youtube.com/watch?v=U55HUfjwMKw

 今年はじめにYMOの調べ物をしてたくさん聴いた中でヘビロテした曲だ。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


さて料理好きな我が家。
日本からたくさんの調理道具を持ってきた(主に私、、、)

重宝している、大活躍なのは琺瑯鍋、琺瑯洗面器などいろいろあるが
実はこれ。

鬼おろし

鬼おろしである。

なぜかと言うと、ベトナムでは”擦り下ろす”という調理をしない。
野菜は細かくみじん切りにするか、乱切り、あとは手でちぎる。
ベトナムの料理家の人に聴いて妙に納得した。

市場でもレモングラス、ニンニク、生姜、唐辛子を細かく刻んだものが
袋売りされている。
麺類に載せる野菜は手切りが美味しい。

ニンニク、生姜をすり下ろした方が香りも出るよ、と料理家の先生に話しても
そうね〜でもベトナムには無いのよ、と笑う。


我が家で鬼おろしを使うのは、厚揚げに載せる大根おろし。
ベトナムの大根は人参をひと回り大きくした程度なので、とても手早く下ろせる。
繊維をぶった切って、細切れに粒立ての大根をたっぷりと
熱々の厚揚げに乗っけて、刻んだネギを散らし、蕎麦ツユをかけていただく。
夫Seiの大好物である。
エクレアを四角くした大きさくらいがベトナムの厚揚げで、豆腐がホロホロと
柔らかく軽く食べられる。
ベトナム料理はレモングラスを挟んで揚げたりするけど、
大根おろしと合わせるのは最強だ。


じゃ、ベトナムの調理道具で活躍しているのはというと・・・
これ。

波包丁とまな板

波状包丁と分厚いまな板。

波状包丁は大根、人参、かぼちゃ、じゃがいもをスライス、乱切りするときに使う。
切り口の断面がたくさんつくので加熱しやすい。

バインミー に挟む人参と大根の酢漬けはこれで作ると見た目も可愛い。
とてもチープな作りだけど重宝している。
市場で100円くらいで購入。


まな板は厚さ4㎝もある。
日本ではプラスチック製の薄いシートを何枚も使うのが清潔だと、いう流れだけど
確かにそれも持ってきている。
ただ薄っぺらいと切れないのがベトナム食材である。

鶏肉は大抵骨付きの塊。
豚肉も骨こそない肉を選ぶも塊だ。
細切れ肉は自分で作る。
ミンチは売ってるけど自家製で作る家庭も多い。
しゃぶしゃぶ用の薄い肉は高級店で買わないとないのだ。

分厚いまな板の上に食材を乗っけると、まずは安定感がある。
厚い脂部分をこそげ取ったり、包丁を上から勢いよく振り下ろして肉を切る。
皮、赤身、脂肪部分を断ち切るのだ。
薄いまな板では「えいや!」と力が入らないのである。
分厚い丸太まな板で受け止めてくれるからこそ、包丁を遠慮なく叩きつけれる。
そして肉を柔らかくするために、そうだ肉叩き機を使うのだけれど、
これなら遠慮なく叩ける。
ガンガン叩ける。
細かく氷を砕く時も、氷嚢をまな板の上に乗っけて叩き割る!
分厚いまな板が受け止めてくれる、気持ちいいのだ〜〜〜。

市場で肉屋さんの女性たちが、股の前に分厚い丸いまな板を置いて
斧を振りかざす姿はカッコイイ。
上級者への道は遠いが、憧れて、道具市場で重たいまな板をわざわざ選び、
えっちらおっちら運んできた。確か、800円くらいだったかな。
まだ年季が入ってないが、ネギを刻むのにもトントン音がいい。

ベトナムに来てから包丁の手入れも念入りにするようになった。
さっきも書いたのだけれど、
肉は脂部分を自分で処理する。

鶏肉の皮や豚肉の皮も。脂肪の層も剥がしとる。
骨も切ることもある。
包丁の消費が半端ない。


とうとう自ら包丁を研ぐことになった。
砥石を持ってきたよかった。
動画サイトを見ながら、包丁を当てる角度、力の入れ方、抜き方を取得。
刃先の立ち具合がわかってきて嬉しくなった。
包丁の刃を指で触り丸くなってきたな〜という感触が来たら、
砥石をボチャンと水につける。
床掃除する間、洗面台の水に浸しておく。
床掃除を終えた20分後、砥石を水から取り出し、包丁をあてる。
私は研ぐ女になる。


小さい頃、包丁を研ぐのは父親の仕事だった。
お風呂場の洗い場で肌着とパンツ一丁で一心不乱に包丁を研いでいた。
もともと料理が好きな父。
家には、文化包丁、菜切り包丁は母親がよく使っていた。
刺身包丁、魚を捌く専用の少し小さめの出刃包丁は父親専用、というか
愛用だった気がする。

定期的に風呂場でせっせと包丁を研ぐ父親の背中があった。
のっしのっしと揺れる背中。
夏は雨の汗を滴らせ、上半身裸になって研いでいた。
何をしているんだ、この人は・・・と子供心に思っていた。

時折、包丁に水をかけて刃先に指を当てて感触を確かめている。
まだだなぁ〜と首をちょっと傾げたら、
また一心不乱に砥石に向かう。

小さな砥石に大きな背中。
パンツ一丁、背中にも粒々の汗が浮いてくる。男の人の匂い。
砥石から流れる灰色の水に、きらりと光る包丁の刃先。鉛の匂い。

そんな父親の姿を思い出しながらベトナムで包丁を研いでいたら
一心不乱になる自分がいた。
相手は切れ物、目を離したら怪我をしかねない。
一押し、一押しが真剣勝負なのである。
ただただ手を動かすのではなく、包丁よ、刃先よもっと薄く、鋭く・・・と
念じているように動かす。
側から見たらそりゃ変だ。
薄気味悪い、魔女か妖怪か・・・人に見せられたもんじゃない。

ベトナムでカッコよく包丁を研ぐ姿が確立したらいいな。

実はもう一つ語りたい道具ある。ちょっと長くなったので・・・

2019ベトナム道具購入

これはまた、別の機会に。





 
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まだまだ熱い・ベトナムの勢いを感じる業界(Ho筆)

Xin Chào,Việt Nam!
こんにちは、ベトナム!

ホーチミンはの早朝は薄い掛け布団では寒さを感じて、
ブランケットを引っ張り出したほど。
13時すぎは、ちょっと白みがかった薄い水色の青空、快晴です。
気温31℃、湿度47%。

今日は特に日本・東京にいた頃、5月の中旬から初旬にかけての季節に似ている。
グングン茂った新緑の香りを運び(ベトナムじゃ新緑でなくニョクマムの薫りだけど・・・)、
二度寝を誘う緩やかな風。
年末のホーチミンは本当に過ごしやすいなぁ。

数日前、日本旅行業協会調べで年末年始に人気の海外旅行場所が発表されて、
ベトナムは5位。昨年の7位からランクアップ。
(台湾、ハワイ、タイ、シンガポールに続いての順位)

慌ただしい年末年始だと思うけど、ピュ〜っと飛行機で6時間、
気候もいいし、テト(旧正月)の準備、クリスマス名残もあって賑わっているし
オススメ。


さて今日は
【侮れないベトナムチョコレートの記録:優柔不断が決断する時・・・】

チョコセレクト



★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 ゆる〜り、だら〜んと週末リラックス気分なので、ユニークなリズムが楽しめる
 「fascinating rhythm」を聴きながら。ガーシュウィン兄弟の出世作みたい。
 
 ヴォーカルはSarah Vaughanで。(Album「Viva! Vaughan」より) 
     https://www.youtube.com/watch?v=W8ThgDj8mcM
 
 これ、すごく力が抜けていて、低音を響かせるサラの印象だけど軽い歌声で
 でも、リズムカルでめちゃめちゃ上手いなぁ〜って感心しちゃう。
 昼寝の時に聴くのが好きなんだけど。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

さてチョコレートの話である。
甘さ控えめ、70%以上カカオが入ったチョコレートが日本では人気ですが
ベトナムも負けていない。
生産量は低いのだけれど、どうやら質が良いカカオが収穫できるそう。

そんなことから、ベトナムで人気のお土産の一つに、チョコレートがある。
このところチョコレート専門店が続々とできていて、
国際的なチョコレート品評会で賞をとった Marouマルウは直営店がある。
1枚500円する板チョコもどんどん売れてる。

フーコック島の黒胡椒や、塩、ピスタチオなど組み合わせが色々あって
選ぶのが楽しいPheva フェバも大人気。

お土産売り場のコーナーでは、10種類以上のチョコが並ぶお店はざら。
最近は、チョコレートのセレクトショップも誕生した。

先日通りで見つけたこのお店。
店内の棚には100種類以上のチョコレートバーが並んでいる。
パッケージのデザインを一気に見ることができて嬉しい。

こういうお店、待っていた!

IMG_9325

メインのテーブルに両脇の壁の棚にずらりとチョコチョコチョコ。
それにしてもチョコレート多すぎ!

どうやらメコン川が育む肥沃な土地はカカオの一大産地になっているらしい。
チョコレート製造メーカーが増えてきていて、フランスやベルギーなど
チョコレート作りで有名な国々も生産ラインをベトナムに設けているらしい。

安くて美味しいチョコレートが食べられるのは嬉しいことだ。

ただ困っちゃうこともある、、、、
日本からやってきた人たちに「美味しいのはどれ?」と質問されるのが
正直心苦しい。
どれもこれも、美味しいのだ。(全部は食べきれてないけれど・・・)


チョコセレクト試食


ここのセレクトショップでは、チョコレートの試食コーナーが充実。
ひと欠片、口に放り込んではじゅわ〜〜〜と溶ける
チョコレート浸透時間を楽しめる。

口に入れた途端、酸味が鼻を駆け抜けるすばしっこい香りがあったり、
じわじわ口の中でほころんでいったり、
ガツンとカカオのストレートな香ばしさが和太鼓の連打のように響いたり。

チョコレートってこんなに楽しかったけ? と新鮮な驚きである。


ただ困ったことに、これだけ多いと・・・口の中が麻痺する。
香水選びの時に、香水を嗅ぎすぎて欲しい香りが分からなくなるのと同じ。

舌にチョコレートの層ができてしまい、
チョコミルフィーユ舌になっていては、これ何の味だっけ? さっきのは?
と行ったり来たりしても混同するばかり。
お水を持っていくべきだ。

でもせっかくだから選ばなくてはと気持ちが焦る。
店内をグルグルグルグルして、商品を眺める。
そしてチョコミルフィーユ舌が薄まったところで、試食コーナーへ。
味がわかんなくなってきて、試食する量もだんだん増えてきたりして・・・

もうだめだ。
そうなったら・・・絞っていくのは

1)カカオの含有量(30〜90%まである)
2)ストレートのチョコレートかそうでないか。
 (カカオか砂糖入で、フレーバー、フルーツなどなし)
3)有名メーカーかそうでないか
4)ジャケ買い(可愛い梱包、パッケージ選び)
5)コーヒー以外にする(カカオニブ 製品もある)
6)今日は諦める

優柔不断な自分が最後に決めていくための整理法だ。

今回は・・・

チョコバー60%以上とカカオニブ

いくつか食べた中で気になった会社STONE HILLを選んだ。
カカオ多めのストレートとカカオが入ったもの。

小さなピンクはジャケ買い(ストレートチョコでカカオ75%)

どれも1枚50000VD=250円ほどだ。
あと、摘んだカカオニブ が思いのほか美味しかったので一つ。
本当は砂糖がけの方がよかったのだが、ローストだけのものを手にとってしまった。
ありゃりゃ間違えた。

私の脳が迷子に陥っているときのよくある優柔不断的行動です。


コーヒー、ウイスキー、ワインのおつまみ
少しのチョコレートがあるといい。

なんかおしゃれな大人に思えそうだが、単なる口寂しい・・・
口にいろいろ放り込みたい、ただのくいしんぼうである。


チョコバー果物


先日いただいた、ナッツ&フルーツ入りチョコレートも美味しかったなぁ。
日本では、滅多に食べなかったけど、こっちにきて俄然消費量が上昇。

新しい味に出会えるチャンスをありがとう、ベトナム!




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腰掛けと椅子(Ho筆)

XinChào,Việt Nam!
こんにちは、ベトナム!

今日のホーチミンは快晴。
このところずっと晴れ続きだ。
16時をまわって、気温31℃、湿度46%。
さらっとしてるな〜。

日本では今日が仕事納めの人が多いけれど
ここベトナムではいつもの月末。

ただテトを控えて徐々に装飾が変わりつつある。
でもまだクリスマスツリーもあって混在中。
日本みたいにパッと切り替えないところがベトナム。

さて今日は、
【腰掛と椅子についての記録:ベトナムの腰掛文化について】

これまで明確な違いを意識して使っていなかったけれど
ベトナムに来て見たら、ここには腰掛文化があるな〜と思っている。
この暮らしの気づきを留めておく。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

小沢健二の今年リリースした「彗星」を聴きながら。

https://www.youtube.com/watch?v=YDD3KxkXjyc

 今、存在する奇跡、今、ここにいる、ここで暮らしていることの
 喜びが歌われてる、そんな気分に聴こえるのだ。
「流動体のように」をさらに日常視線に溶け込んだ感じで
 とても好きな歌詞だなぁ。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


ベトナムを歩くと街のあちこちで見かける道端の風景がある。
歩道でお茶やコーヒー、フォーやブンを食べる姿。

外ベンチ会議


小さなプラスチックの、通称”お風呂椅子”に大の大人が座っている。
体と椅子のアンバランスさが、くだけた感じでいいのだ。
膝をくの字に曲げて、膝頭が凸凹並んでいる中で、どんな真剣な話をしても
ちょっと滑稽に思えてしまう。(大事な密談もあるかもしれないけどね)

この小さなお風呂椅子こそ、ベトナムの腰掛である。
椅子というより、腰掛の方がしっくりくる。



椅子っていうと、デザインや人間工学的な高さや質感とか考えられていそう。
美しさを極め、置いているだけいい、眺める椅子なんてのもある。

でも腰掛っていうと、腰をおろして一時的に休めるための台。
体重を支える役目があればいいのだ。
そうなるとプラ風呂腰掛といったら、積み重ねればささっと片付く。
腰掛がテーブル代わりにもなる。
とっても優秀なのだ。 

ベトナム小椅子

店舗を構えない、路上カフェの定番スタイルは風呂の腰掛が必須ってこと。

ここに腰掛ていると、見える世界がちょっと違う。
いつもより低い視線になり、人の表情だけでなく、手や脚の動きも
視界に飛び込んでくる。
貧乏ゆすりが激しいな、意外に指先が細いんだな・・・とか。
子供とは同じ視線になる。

ホーチミンに来たばかりの頃、食後に夫のSeiがコーヒー飲もう!と歩き出した。
カフェに行くのかと思いきや、路上カフェへ。
プラスチック椅子にちょこんと座り、ベトナムコーヒーを出された時は
正直、落ち着かなかった。

プラ腰掛は低い。座ると、お尻が膝より下がって膝頭が突き出る。
膝をぴったり閉じてコーヒーを飲む方が御行儀いいかもしれないが
なんかかしこまっていてリラックスできない。
硬い股関節もぎゅーってする。
内股にするか、膝を伸ばせるスペースを探す。

でもベトナムの女性たちは結構ワイルドに膝を開いている。
ちょこんと腰掛るにはそれが一番楽なのだ。


夫Seiの分析によると、カフェ腰掛から店の良し悪しがわかるという。
プラ腰掛もいいのだけれど・・・
木の腰掛を使っているところ=美味しい! の法則があるという。
(独断による夫Sei調べ)

外ベンチ

ウチの店はプラ腰掛じゃないよ〜。他のとは一味違うんだという主張。 
だから、コーヒーの味、ジュースにもこだわってるよ〜〜〜ってことらしい。
そんなことを言われて以来、木製腰掛を選ぶようになってしまった。
チェーン店でも木製腰掛のところ、あるけどね・・・w


ちょこんと座るといえば、子供の腰掛もベトナムでは重要。
ハノイに行った時、子供腰掛専門店を見かけた。

子供椅子バイク

バイクに設置する腰掛がいっぱい並んでいた。
軽さ重視からスチール製。
小さな子供用に高さのあるパイプ椅子。

ウチの団地にも、子供用の特等席が用意されているバイクがたくさん。

子供バイクベンチ

ドライバーの前のスパースにすっぽり収まるスタンド椅子。
ベトナムの人たちにとって、バイクの前のスペースは子供だったり
荷物だったりおく有効なスペースなのだ。

日本だと両足を揃えて乗るスタイルのバイクなんだけど・・・
膝を揃えている人たちは・・・スカート、ハイヒールをはいた女性たちくらい。

ジーンズ姿の女性たちは結構、脚を開いてワイルドに乗っている。
みっともない! 女性らしく! という行儀作法はまだ少ないようだ。


ベトナムの腰掛け文化。
低い視線から見えてくる、聞こえてくるものをこれからも楽しみたい。




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刺繍枠・懐かしい道具(Ho筆)

Xin Chào,Việt Nam!
こんにちは、ベトナム!

今日は晴れているんだけど日差しが弱く
曇り気味。14時過ぎのホーチミンは気温30℃、湿度52%。
近所のカフェは冷房が聞いてなく天井ファンが強めに回ってる。
ちょうどいい風だ。

クリスマス、夫Seiの誕生日イベントも昨日、無事終了。
サプライズで仕込んだベトナム包装も笑いながら開封。

誕生日ラッピング

慣れないことをするもんだから、戸惑ったのか底から開けていたよ。
なんでそっち側からなのよ〜! と言いつつ、原因は私の方にもある。
元来不器用でガサツ、超適当〜で外側より中身だよねーーーーと
言い放ってしまうタイプの私がへんてこりんなリボンをこっちが上ですよ〜と
貼り付けたものの、なんだかねぇ。。。。

小さい頃から菓子箱をさささ〜と綺麗な折り目で包んでくれる店員さんに惚れ惚れした。
お歳暮時期のデパートなんか、従業員たちの手捌きは実に見事で機械か! と思ったほど。
私は絶対に無理だからデパートのバイトはやらなかった。

今日は、そんな不器用な自分を思い出した記録。
【ベトナムにもあった、あの裁縫道具】

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

   若い頃の自分を思い出したってことから・・・
    Mary Hopkinの「Those were the days」を聴きながら

     https://www.youtube.com/watch?v=QptZ8tYZAkE 

    印象的なメロディが耳に残り、つい最近、
    ネットサーフィンで懐かしく聴いた。
    歌詞を改めて読み、内容を知った。
初々しい18歳のMaryが10年くらい後に歌ったらより響くだろうね
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

文房具屋で梱包紙とともに、裁縫道具を見つけた。
近所のこのお店は、文房具がメインだけど
シャンプー、リンス、トイレットペーパーにティッシュ、歯ブラシ、歯磨き粉など
生活用品も売っている。

その一角に、裁縫コーナーがあるのだ。
ボタン、ホック、ファスナー、糸と針。
その中に見つけたのが刺繍糸。

刺繍糸売り場


懐かしいなぁ〜。思わず何色か選んで購入した。
ベトナムカラーのLotusグリーン、蛍光ピンクも可愛いな。

刺繍糸

1束3000VD=15円。
6色買ってもたったの90円である。
日本だと1束がもっとボリュームあるけど300円以上はしたと思う。



刺繍糸といえば、小学生の私が夢中になり今でも憧れの出来事がある。
小学5年生の時、好きな科目を選ぶ授業枠「文化」があった。
週に1回だけ。
文化の中には、絵画部、音楽部、理科部(生き物観察する部)、体育部、
手芸部などがあった。

スポーツが得意だったけど、授業後にバスケットボールクラブで運動場を
走り回るのだから、室内でゆったりしたいよ〜という気分だったので
私は手芸部を選んだ。
女子には人気があった部である。

そこでやることはハンカチに刺繍すること。
それだけ。
確か、最初の1時間目は何を刺繍するか図案を考えることだった。
花を刺繍することになってスケッチブックか何かにイラストを描いた。
私は適当に道端に咲いてる名もなき雑草、ピンクの花にした。
子供が絵を描くような5枚の花びらが開いたピンクの花。
葉っぱは双葉みたない黄緑が2枚くらいあればいい。
こう書いてるだけで、根っからの適当さが滲み出る。

他の手芸部員はというと、ひまわりだったり、朝顔だったり
ちゃんとした花なのだ。
私が尊敬する(手芸部の先生より上手いと思った人)初美ちゃんは
椿を刺繍するという。
ハンカチに真っ赤な椿を縫い付けるという発想が私とは格段に違う。
手芸部にいるべき人物。

スタートから場違いだな〜と感じた私、極めつけは刺繍の段階ではっきりする。

白い綿の無地ハンカチが配られて、私は私は小さな花をチョコチョコっと刺繍つもりでいた。
一方、初美ちゃんはハンカチの真ん中に、ど〜んと椿のイラストが描かれていた。
掌サイズの大きさだ。

針に刺繍糸を通す。
刺繍しやすいよう、ハンカチを刺繍枠にはめる。
この作業で刺繍するぞ!というスイッチが入る。

だから刺繍糸とともに、この刺繍枠を見つけた時に胸が踊ったのだ。

刺繍枠

日本では木枠だけなんだけど、ベトナムでは縞模様の記事が巻かれている。
大きさも小さいのから特大サイズまである。



さて小学5年生の私は、手芸部の時間は
刺繍の先生、初美師匠の隣に座りチクチクした。

図案通りに針を指していくだけなんだけど・・・・器用な人のは違う。
美しいのである。

図案がイマイチってことももちろんある(絵も私下手なので)。
じゃ、既製品、もしくはプロの線画をコピーして、それを刺繍してみたら
初美師匠のようにできるか、というとそうでもないのだ。

なんていうのか〜
刺繍糸の張り具合、ヨレ具合の指感覚が明かに違うのである。

癖なのか、単純に糸を突き刺しているのに5本の刺繍糸が捻れてしまうのが私。
絞った雑巾みたいなんだな、これが。
初美師匠は5本の刺繍糸が川の中で気持ちよさそうに泳いでいるくらいサラサラしてる。
手で触っても気持ちいい肌触りを感じられるくらいなのだ。

手芸部の担当をしていた50代の先生も、初美師匠の刺繍を覗き込んで
「綺麗ね〜」と褒めた。

本当にうっとりするくらい美しい椿が咲いていた。
ハンカチにちょこっと刺繍というレベルじゃないのだ。
額に入れて飾りたいくらい。
私の方はといえば、ハンカチに開いた穴を塞いだの?っていう程度のもの。

ただ手芸部の時間が苦痛かというとそうでもなかった。
挫折感というよりも、車座に椅子を並べて
みんなでワイワイ言いながら針を刺す時間がとても心地よかった。
女性たちが編み物しながら雑談するのは昔からある、あの感じ。
井戸端会議、おしゃべりに花を咲かせながら手を細かく動かす。
女性たちが得意なやつ。

で、初美師匠のすごいところは不器用な私の花を笑うのではなく、
ちょっと貸して〜と刺繍枠を私の手から奪い
チクチクチクチクと指を動かした。

あ〜〜〜〜針のいれる角度が違う!
私は初美師匠の手つきに目が見開いた。

刺繍糸がヨレずに気持ちよさそうに上下に揺れていた。
初美師匠はピンクの花びらを一つ刺繍して戻してくれた。
その1枚は、とてつもなくぷっくりしてた。
明かに違う人が刺繍したと思われる出来だった。



誕生日ラッピング素材


不器用だけど、嫌いじゃないので久しぶりになんか縫ってみようかなと。
一番小さな紫色を選んだ。
5000VD=25円という安さに本当にびっくりしちゃうのだ。

ベトナムは苦手だと思い込んでることを、気軽にチャレンジさせてくれる国でもある。





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プロフィール

vietnam2519

2017年6月に夫sei、翌年11月に妻ho、渡越。ホーチミンの団地(賃貸)をリノベーションし生活をスタート。ローカル市場でお買い物&飲食する暮らし。バイクでトコトコ二人乗りのちょこっと旅も。ベトナム移住を楽しむ、アラフィフ夫婦の徒然凸凹記録です。

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