日本からゲストを招くことがちょくちょくある。
今回のお客さんは40代の女性二人。

日本でも美味しいものを食べ、作り(一人はパン教室の先生)、
胃薬を持ってくるツワモノ二人。
観光とは一味違うベトナムを満喫してもらおうと画策。

普通の観光案内本に掲載されているベトナム料理はおさえつつも、
本当に地元の人たちが食べる料理店や、絶対載ってない、どローカル店も紹介。

例えば、日本のやわらかすぎるプリンに飽きたというので・・・

堅ベトナムプリン

ベトナムのプリン!
しかもダラット牛乳の直営店で作ったプリンをローカルカフェに持ち込み
差し出します。

ベトナムプリンは、砂糖ではなく、コンデンスミルクを使用。
生クリームも入っていませんから、昔ながらの懐かしい味。

つまり、硬いのです。
スプーンをちょっとだけ刺しても、真っ直ぐ立ちます。

昔っぽくて、実家でも作っていたプリンですが、今の日本人では
あえて自分たちで作らないと味わえないプリンだから珍しいんですね。

これこれ〜〜〜と目を細めて硬プリンを食べる女子二人。
カラメルも苦くて美味しい〜〜〜〜と。

そういえば牛乳屋さんのプリン、高原地区・ダラット地域の牛乳は
日本の牛乳に似ている。抵抗なく食べられるのは当たり前。

そかそか、こういうホノボノとした味がベトナムのいいところね、と再確認。
小さいプリンは1個50円。
知る人ぞ知るプリン。ホテルのモーニングよりも美味しい!とパン教室の先生お墨付き。


そしてベトナムといえば、プラスチックカゴ、水草カゴをゲットしたいのは必須の女心。
いくつかのお店を周り、今や有名になった日本人だらけのお店に閉店間近に駆け込む。

店内は日本人客が10人程いて、手に3、4個のバッグを持って鏡の前で悩んでいる。
鏡待ち渋滞もおこってます・・・つまり、大にぎわい。

おばちゃんhanaバッグ

なんどもお店に来てるものだから、店主とも会話をする仲になり
今日はお友達を連れてきたと告げると、感謝され、お茶飲む?と誘われる。

ありがたい、ありがたい、とソファーに座り女性たちを観察。

たくさんあるバッグの中から、お気に入りを選ぶのは大変。
いくつ買おうか、これから日本は冬だから、これからの季節にもあうバッグはどれだろ、
部屋のインテリアにもしたい、でもスーツケースに収まるかな・・・と頭をフル回転。
そうそう買い物はイマジネーションが大切だもの。
悩む買い物女子の姿はかわいいな〜と思う。

店内では、早くしろよ〜、なんでも同じだろう〜と曇り顔をしている夫がいて
気の毒だな〜と思いながらも、女心は迷ってる行動を含めて買い物なのでね、と
伝えると苦笑い。お茶飲みましょうと、店主と誘う。

そんな会話を感じながら、隅ではおばあちゃんがせっせと内職。
編んだバッグの持ち手に生地を巻いたり、チロリアンテープを縫い付けたり。
微笑みながらも、素早く手が動いている職人おばあちゃん、これこそベトナムあるある。


バーチウ市場猫

そして観光客がほぼいない、ローカルな市場にて食材の買い物も。

商品の上に堂々と腹を見せて抱き寝する猫に、ひゃーかわいい〜と
声を上げる女子二人。

たいがい起きるはずの猫ですが、ベトナム猫は動じません。
スヤスヤスヤスヤ・・・・ひゃ〜〜〜〜〜写真をパシャパシャ撮っても
スヤスヤスヤ。

ベトナムの犬や猫は、のんびりしてて鳴かないのよと。

3泊のホーチミンを観光地に行かず、いっぱい食べて、歩いた女子の
ベトナム旅行は最終日へ。


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