久々に時間とタイミングがあって、近所の料理教室へ。
ベトナムの家庭料理を一緒に作りながら教えてくれるので有難い。

今日はボーフォーコー=フォーの牛肉の煮込みスープ。
出来上がりはこんな感じ。


出来上がり

色付きのフォーじゃん、ってわけですが・・・
味はボーコー=牛肉の煮込み料理=ビーフシチューのことです。

ベトナムではフォー屋さんのメニューでも
ビーフシチューがある。
注文するとバインミー =パンが出てきて、スープに浸しながら食べる。
麺ではなかったのだけど、ここ最近になり、
麺で食べるのが流行してきたらしい。(先生・談)

カレーうどんがあるわけで、ビーフシチュー+麺があってもいい。
そういえば、ベトナムでもカレーはあるけど、カレーフォーはないな、
不思議だな、麺を入れるならカレーだろうに。


ベトナムの家庭ビーフシチューで欠かせないのがスパイス!

スパイスビーフシチュー

2種類紹介してもらって、どちらもベトナム人好みのスパイスが配合されている。
カレー粉同様、日本人の配合よりもスターアニス、カルダモン、シナモンなどが多め。
複雑な深みで何だろう〜〜〜先へ先へ誘って行くような迷宮的な面白さ。

メイン材料

迷宮的な誘いをするのは、調合スパイスにあるだけじゃなかった。
材料の一つに大量のレモングラスを投入する、とある。
右下のレモングラスは香りづけとはいえ、豪快に使う!

これだけでなく、牛肉を炒める時にレモングラスのみじん切りも入れて肉に香り付けも。
生レモングラスは大切なスパイスの一つ。

炒める

料理教室の参加者は10人なので、大鍋料理になりこの段階で垂涎気味。

コトコト煮込むこと1時間。
立ち上る湯気。

面白いのがベトナム人は灰汁を一切取らない。
ちょっとだけ掬いたくなる心情だけどベトナム家庭料理を習いにきたので
ここはジッと待つ。

煮込む

パンで食べる場合は、とろみを強めにつける。
ベトナムでのとろみは、タピオカ粉。=片栗粉代わり。
スープでいただくのできょうは緩めに仕上げる。

そして隠し味は、ニョクマム。


ビーフシチュー


器に盛り付けた状態はこんな感じ。ゴロゴロ牛肉と煮込んだ人参。
レモングラスも刺さるほど入っています(食べながら避ける)

ネギと唐辛子はお好みで。
そしてやっぱりフォーなので後乗せ野菜もたっぷりと用意します。

野菜載せ

バジルとノコギリコリアンダーとカットしたライム。
これが正式なベトナム・ビーフシチューセット。

あっさりして香りが爽やか。
フォーにスープがたっぷり絡まる=吸うのでスープ多めに作ること。

今度はバインミー と一緒にワインとチーズで!




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