日本から40代の食いしん坊女性二人を満足させるアテンド。
食べるだけじゃ物足りないってことで
ベトナム人の先生による料理教室へ。

一人は東京でパン教室を主宰する料理家。
ずっとベトナムに来たかった欲がこのほど現実に。
早朝から市場巡り、料理教室体験は終始笑顔溢れるやりとりに。

貸切で料理教室をお願いし、ベトナムの生活、カルチャーなどを聴きつつ
バインミー 、蓮の実のチェーを教わる。

バインミー バン先生

バインミー は、たくさんの屋台、お店を構えているところがあるのだけれど
イマイチ本当の美味しさ、店のこだわりがわかりにくい。

手作りするとどんな味、手間がかかるのかな〜と
味の基準がわかるためにも料理教室はお得。

先生のバインミー は、手作りパテに秘密がある。
鶏肉のレバーを使い、ひき肉も入れてゴロゴロ食感を出す。
挟む野菜は、個人でお好みなのでたっぷり!
(自家製サンドイッチですね)
豚肉のソテーがハムがわり。
きっちり味がついているので、それはそれは食べ応えがある。

さらに、デザートの蓮の実のチェーはものすごくシンプル。

チェーづくり

生の蓮の実を柔らかく煮込んで(これがコツ)。
ほくほくの栗のような味わいになったら、砂糖と豆乳。
あとは味が染み込むまで30分ほど寝かせる。

容器に移したら、上から細かく砕いた氷を乗せて出来上がり。
調味料は砂糖だけ! このシンプルさに・・・・

習っていた二人は、これだけ? と何か物足りなさそう。
でも食べた瞬間、顔色が変わった。

何これ、すごく美味しい!!!!!

そうなんです。砂糖の配分、砕いた氷の大きさなど、バランスがいい。
こんなシンプルなデザートだけど、体にしみる、馴染む、溶け合う。


料理教室を後にしても、パン教室の先生はバインミー 巡り。
チェックしていたお店を尋ねてわかったのが

*バインミー のパンはお店ごとに特徴があるわけじゃない
 どれもフワッと軽く、表面のカリカリ歯ごたえはあるけれど 
 かじればさっと嚙み切れる。
*あとは、マーガリンを塗るか、マヨネーズを塗るのか
*レバーパテ、焼き豚はオリジナルかどうか
*ハーブの量は多いか・・・など総合的に判断。

そうすると、料理教室で教わったバインミー 最強説! 決定に。
この基準をクリアするのは、なかなか至難の業。
日本では、どんな風にアレンジするのかな。


パティスリータオディエン

バインミー づくりのために、ベトナムの小麦粉事情を先生に聞くも・・・
薄力粉、中力粉、強力粉の基準は数値らしく。
これはこれで使ってみないと分からないレベル。
次回のベトナム旅の宿題ができたようです。

上の写真は、ベトナムでハード系のパンを作っているお店へ。
ここのパン、レベルが高いと、目がキラキラ。

確かに、扉を開けた途端、ふわぁ〜とバターの香りが。

新しい視点でベトナムの進化を感じさせてもらった。



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