フエの代表的な料理の一つとしてあげられるのが バインボロック(Bánh bột lọc) 。
タピオカの粉をといた生地に豚肉やエビを入れて、バナナの皮で包んで蒸したもの。
バインボロック
透明感があって、つるん〜モチモチって弾力があって喉越しもいい。甘辛いソースにつけて食べるのがベトナム流ですが、具材に味付けがしてあるので、私はこれだけで十分!前菜なんだけどボリュームあるので食べ過ぎ注意な一品です。この食感は日本人が大好きだよな〜って思います。
そして、これも前菜。なかなかメインにたどり着きません。もうお腹いっぱいなんだけど・・・
蒸し鶏
蒸し鶏ですね。丸ごと蒸してから、ぶつ切りにしている豪快さ。
緑色の千切は、柑橘系の葉っぱ。何かと一緒に蒸してるんだけど、なんだろ。とにかく爽やかなんです。こちらはライムと塩、胡椒を合わせたライム塩でいただきます。
レバーやホルモンの部位も添えられています。これも臭みがなくてパクパク食べられる。ただの蒸し鶏じゃないん気がするんですけど、調理法まで聴けなかった。
続いては、ようやくメインって言って良いのかな・・・魚とお鍋です。
揚げた白身魚をトマトソースがけ。白身魚は3センチくらいの分厚さで切ってあり、素揚げしたものにジューシーなトマトソースが絡まっています。トマトがやたら甘く感じたのは、砂糖のせいかな?
魚のトマトソース煮込み
肉厚な白身魚は淡白なんだけどそこそこ脂もあって力強さを感じます。これはきっとソース無しでも美味しいな〜と。フエ料理の中で、これが一番味付けがしっかりしてあったかな。
カインチュア
そして、カインチュア=甘酸っぱいスープです。白身魚がたっぷり!トマト、インゲン、豆腐、ココナッツ芽、パイナップルに色々な薬味。麺のブンとともにいただきますが・・・もはやお腹いっぱいでスープを食べるのが精一杯。でもスープを味わうと、ホーチミンで食べているのとは違う!!! 薄味なんですけど、具材の出汁がしっかり効いていて旨味たっぷり。体に染み込んでいくのがわかります。本当に本当にお腹いっぱいなんだけど、ず〜〜〜〜と飲める感じ。フエの味付けってつくづく、私好みです。
食後のデザートボンボン
そして、1番の感動がデザート、Bon Bon=ボンボンです。
この見た目からは、あまり手が伸びない果物ですが、見た目とのギャップが甚だしい王様の果物です!
ボンボン
巨峰やマスカットのぶどうくらいの大きさです。皮は厚くないので少し力を入れれば簡単に向けます。中身は透き通った果実が4〜6房くらいに別れて出ています。この半透明、乳白色の果物はライチやランブータンのように大きなタネはありません。注意するのは、房の中に芯のような塊があり、ここは苦味があ理、口触りが悪いので食べないほうがいいかな、くらい。(食べてもめちゃめちゃ不味くはありません)とにかく口に放り込んで味わってみれば・・・これまでに味わったことのない食感と甘みが口いっぱいに広がっていきます。蜜柑や葡萄のように果汁は勢いよく弾けません。弾力を無くした歯切れのいいグミのような食感で、グレープフルーツみたいな苦さもちょっとあって、でも甘みが勝ってる・・・陳腐な表現になってしまう。これはじっくり、調べていずれ記したいと思います。
早速、ホーチミンの市場でも売られていたのでゲット。
bonbon
30000VD=150円くらい。一気に食べてしまいそうで、慌てて夫のSeiと一緒に食べようと思い、取っておきました。やばいやばい、全部お腹に入るところだ・・・
これから旬を迎える果物bonbonは、ホーチミンは10月くらいまで楽しめるそう。絶対おすすめ!
ぜひ味わってみてください。
私が美味しくデザートを味わっている一方で・・・
自家製ワイン
社員旅行の熱気はさらに深まり・・・自宅から持ってきた愛飲の自家製ワイン=ベトナム焼酎を振舞ってくれる社員のお父さん。1ショットを分け合い、ぐびぐび〜〜〜〜キツーっつと言いながら、みんなで乾杯。宴会は続く。。。




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