ベトナムは食べ物が美味しい! 引っ越してきて食べ過ぎで胃腸を壊したくらい好き。
自宅のあるホーチミンは甘め、北部のハノイは薄味っていう、味の違いはあるけれど、
日本でいう、関東か関西かということで美味しいものは美味しいのです。
で、中部のフエはどうかっていうと・・・今回は社員旅行なので宴会料理ですがここでもフエの真髄が見えるような気がしました。
蒸したカニとソース入り牡蠣
とにかく豪快な海鮮料理が出てくる、そう目の前が海だけあって海産物が豊富です。
前菜1番目に出てくるのは、蟹のレモングラス蒸し。蟹はワタリガニのようですが甲羅が柔らかくて
食べやすい。ほんのりレモングラスの香りがして。蟹味噌、卵も入っていました。お皿に山盛り積まれてきます。どんどん手が伸びて、2杯食べてしまった・・・減ったお皿に追加してくれるのを止めるくらいサービス満点。牡蠣は赤わけぎとネギソースがかかっていて、これも海鮮料理屋さんでは定番ですが、味付けに刺激がない。ソースはかかっているけど口の中で主張しすぎることがないんです。ホーチミンでは、とにかく辛い、スパイシーなソースが好まれます。ちょっと新鮮!
エビレモングラスあげ
続いては、エビの唐揚げ。また甲殻類!って思うかもしれませんが海鮮食材が豊富なのです。
こちらもレモングラスの千切りを一緒に揚げていて爽やかな香りづけ。
ビールのお供に最高です! レモングラスが効いているので塩味は控えめ。全体的に味付けが優しい。
フエビール
はい、こちらがフエのビールです。タイガービールや333との違いは・・・ちょっとわかりませんが。ビール通の方だと語れるのかな。ドライって感じではないので、とにかくお水のようにゴクゴクといけちゃう危険なビール。
フエビール後ろ
ビール缶の裏側には、蓮子とフエの民家のデザイン。
グリーンな色合いも可愛いなあ。これホーチミンにもあればいいのにな。
で、海鮮料理で感動したのが・・・これ。
マテ貝ココナッツ新芽
また貝ですか・・・と言われそうですが。マテ貝です。
マテ貝料理はホーチミンでもよくあります。レモングラスか赤わけぎのソースで炒めるやつ。
でも、違ったんですよ。今回は白い、細長いのが入っています。ココナッツの新芽ですね。
ふんわりココナッツの甘みがマテ貝に纏ってて、ほんのりですよ、ほんのり。とても上品な味付けです。
こうして前菜だけ、海鮮料理だけでも味付けが優しい、のがわかります。
あさりレモングラス
普通のレモングラスで蒸したアサリも、あっさりした味付け。上品さがあるんです。
同じベトナム料理ですが、明らかに違う。フエの暑いけれど湿度を感じさせない気候だからなのか。
体に馴染む、無理のない味付け。どんどん食べてしまう、、、要注意です。
もりもりご飯
ベトナム流レストランの宴会ご飯は、お皿にドーンと盛られます。モリモリ、山盛りご飯です。
お櫃とかおしゃれな器ではなく、料理と同じお皿にどーん。遠慮なく、むしゃむしゃご飯を自分のお椀によそって食べるのがベトナム人の豪快さ。一緒に食事するだけで、言葉も分からないのに、美味しい顔を見ながらの食事は、さらに美味しさ増し増しです。ご馳走様でした〜!



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