おはよう、ベトナム!

昨夜は夜中2時くらいに暑くて目覚めた。
夫のSei汗びっしょりで着替え。
つけていたはずの天井ファンが止まってる。
あたりもシーン・・・・停電です。

ちょっと復帰しそうな気配が時々あったけど、
諦めるしかない。

そんな時は、我が家の味方!”アイスノン”


アイスノン

子供の頃に熱を出したり、暑かった時によく使ったアイスノン。
クーラーがあまり好きじゃない我が家にとって、これ欲しいな・・・と
思い出し、一時帰国の時に購入。

ずっしりした重さにビビりましたが・・・ロータスグリーンにキュン!
そして頭を載せる表面部分がふんわり厚みがあって
進化してるぞ・アイスノン。

これを冷凍庫から出してきて、タオルを巻いて就寝。
すぐに寝息を立てて眠りにつきました。
夜中の停電だってへっちゃらさ!!

で今日は、昨夜、友人のご自宅に招待された時に発見した、
優れた調理道具の記録。

日本の大手メーカーを早期退職し、ホーチミンの会社に転職した
30代の男性Iさん。
夫のSeiとは刺激を与え合ういい関係の二人。
そのIさんが近所に引っ越してきて、ようやく日程があってお邪魔することに。

引越し祝いのスパークリングと、シングルモルトを持参。
サーモンのラザニアも購入し持っていったけれど
すると、そこには・・・・(屋上ベランダ貸切で〜〜〜)

ハノイ 鍋

綺麗な彼女が作った料理がど〜〜〜ん!
(美味しすぎて写真をとるのも忘れてました)

蒸した鶏肉を玉ねぎやハーブで混ぜた前菜に
野菜(タロイモの素揚げ、豆腐、青菜、椎茸・・・)がいっぱいと
鶏肉(骨付き!!)最後の締めはミエン(春雨)のお鍋をいただきました。

北部・ハノイ出身の彼女の味付けは、日本人の私たちが好むところ。
ホーチミンだと甘みが多いのですが、本当に美味しい。

さらに味だけでなくコレは!!と思ったのが・・・

ハノイ 鍋2

このオタマです。
ただの穴が開いたオタマでしょ・・・と思うのだが・・・

オタマ横

半分は穴が空いてない。

そう反転すると・・・こんな感じ。

オタマ1

いやいや、この形状はオタマと言えるのかどうか・・・
スープを救い上げる半円形に近い形を大きく逸脱しています。

写真がぶれてて見にくいのだが
オタマの正面? で見ると、

オタマの形状は、手で水を救いとる時のような形をしている。

オタマ正面


両手膨らませるようにして、掌を合わせる形。
右側の部分は穴が空き、具材だけを取り出せる。
左側の部分を使えばスープを救える。

ハノイ 鍋3

こんな感じで、使います。

お鍋の季節、テーブルセッティングするには、オタマと具材とる穴あきオタマの
2種類を用意する。
柄が長くて存在感あって邪魔なんだけど、ないと困る。
その2本が一体化した、ベトナムのキッチンアイテム。
1本で済むのだ。


ベトナムは鍋料理が大好き。
そして合理的に考えて、一度に使える道具があればいいのにね・・・で
作られたのでしょう。

プラスチック製品で300円ショップにもあるような
チープな作り。
でもコレは優秀です。

個人的には、素材がプラスチックではなく、ステンレス・・・
いや金物だったら嬉しい。

でも金型を作るのが難しいだろな〜〜〜と
物づくりに関わるSeiとIさんのキッチングッズ考察に花が咲く。


ローカル地域、小さな新築ビルの屋上での夕食会。
風が抜け、ベトナム人のサッカー観戦が聞こえる中、ゆったりと。
心地いい時間。ありがとう!!



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