ベトナムで美味しいバインミー 屋さんに連れてって〜
なかなか厄介なリクエストである。

なぜなら
バインミー =パン作りにどの店もレベルは同じ
大した差は無い。(クープが綺麗かどうかくらい)

ならば、中に挟む、具の違いとなるが・・・
レバーパテ=手作りしてなくっても、業者からのを使ってる場合も
そこそこ美味しい。

きゅうり、大根、人参、パクチーなど、野菜の量、切り方くらいで
味に変わりはない。

味付けはというと、タレもちょっとかけるだけ。
ニョクマムベースのもの。
パンに塗るのがマヨネーズか、マーガリンか見分ける。

つまり道端屋台で買っても、まぁまぁのクオリティー。
日本でいうと、おにぎりみたいなもの。
実際に、屋台のバインミー 屋さんは
15000〜20000ベトナムドン=75〜100円くらいが相場。

店舗を構えたバインミー 屋さんは、ハム、パテは手作りだから
当然、こだわってるから美味しいとなるが、びっくりするほど美味しい!
かというとそうでもなく。
高いおにぎり屋さん程度。

(30000ベトナムドン=150円くらいから〜、
上限は20マンドン=1000円クラスもある→具材がローストビーフだったりして
もはや純粋なバインミー ではない)

毎日買うかっていうと、安くていい屋台でいいや、ってこともある。


私にとって、美味しいバインミー 屋さんは、具材のオリジナルさにある。
そういった意味での革新的な店がこれ。

バインミー つくね

レタントンを西へ西へ渡り、グエンチャイ通りに入った2つ目のヘム=路地の
奥にひっそり現れる屋台。

奥だし、壁にひっそり張り付いて営業しているのでうっかり見落としてしまう。
バイクで買いに来る人(Grab foodで注文が多いよう)が多いので
ヘム=路地の屋台は地味に営業しているけど、美味しいところが結構あるよう。

バインミー つくね屋台


夕方4時から始まるバインミー 屋さん。
6時になると通りへ移動して営業するのだが、
その時期には行列ができ購入できなくなる可能性も。

屋台バインミー

このお店の特徴は、屋台の横で焼いているお肉、パテの味付け。
おせんべいほどの大きさのパテを、炭火で娘さんが一心不乱に焼いている。


屋台のメインはお母さんで、炭火の上にバインミー (パン)を置いて
軽く温める。(表面がよりカリッとする)

軽く温まったパンを、手早くナイフを入れ、マヨネーズ、野菜を敷き、
焼きたてのパテを味付けソースにドボンと入れて、2枚パンに挟んでくれる。

つくねバインミー

たっぷり野菜の中に、ソースがたっぷり絡んだパテが2枚入っている。
しかも野菜にもピリ辛ソースがしみていていい味わい。

ゆっくり食べるプラスチックの椅子もないけど、ひっきりなしにお客さんが
現れる。もちろんベトナム人ばかり。

20000ベトナムドン=100円。正しすぎる屋台バインミー 屋さん。
このクオリティーならお店を持っててもいいくらいだけど、
怪しげな雰囲気、路地の中で黙々と作る姿がかっこいい、間違いなくいい店!!





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